26.6%増の 127 万人で、これまで7 月として 過去最高であった 2013 年(100 万 3 千人)を
26 万 7 千人上回った。また、2014 年 4 月に記録した123万1千人を上回り、年間を通じた単月と
しての過去最高も記録した」と発表。 「2014 年 3 月から 5 カ月連続で月間の訪日外客数が
100 万人を超え、7 月までの累計で 750 万人を突破した」とも報告されている。
日台間の7月までの観光交流人口も、過去最高だった昨年の203万人を上回る257万人に上ったと
いう。日台間の年間交流人口は昨年の263万人(台湾から221万人、日本から142万人)が過去最高
を記録したが、今年はそれをも上回っていて、400万人を突破する勢いだ。交流協会台北事務所が
伝えているので下記に紹介したい。
日台間ではオープンスカイ協定(2011年11月10日)が結ばれ、都道府県知事による定期チャー
ター便の就航要請や姉妹都市提携の増加などにより、航空便の増便・チャーター便就航による航空
座席供給量が増加していて、交流しやすい環境が整いつつあることが背景にあるようだ。
そして、なによりも日本と台湾が50年間も歴史を共有していたことによる「日台の絆」が基盤に
ある。1999年の台湾大地震、2011年の東日本大震災という不幸な出来事も、日台間では「福」に転
ずる密度の濃い交流となり絆を深めた。日台間の観光交流はその絆を強めこそすれ、弱まることは
ない。
2014年7月までの日台観光交流統計について
【交流協会台北事務所:2014年 9月 10日】
日本政府観光局(JNTO)及び台湾交通部観光局から発表された統計によりますと、本年2014
年7月までの、日台間における観光交流人口は合計で257万人に上りました。
これは、昨年2013年に日台観光交流人口が年間で363万人と史上最高となった、昨年の同期間の
数値である203万人に比べて約27%も増加しています。これも、日台双方の地方公共団体や観光関
係者が相互に熱意を持って誘致を展開してきた成果であり、また一層深まっている日台交流の表れ
とも申せましょう。
日台それぞれの数字を個別に見てみますと、7月までの訪日台湾人数は累計で167万人と対前年同
時期比約32%増となっており、訪台日本人数も90万人と同約18%増となっています。また、6月、7
月の訪日台湾人数は対前年同月比で10%台の伸びと、5月までの伸び率よりもやや鈍化傾向にある
のに対して、訪台日本人数は特に5月、6月と約3割の伸びを示しており、日本人の台湾旅行等に対
する需要の高まりを窺うことができます。
日台の人的交流、特に日本人旅行者の台湾訪問数増加は、当所・沼田幹夫代表が、8月2日に馬英
九総統に着任あいさつへ伺った際、同総統よりにこっと笑われてお話があった点でもあり、今後
も、日台交流の大きな表れである、観光交流人数を一層増やすべく、台湾関係者ともに真剣に努力
していく所存です。