第一葬儀場(景行庁)において斎行されました。200人もの方々が参列して李清興さん
を偲びました。本会からは片木裕一(理事、事務局次長)、冨澤賢公(理事、事務局
次長)、薛格芳(理事、青年部長)が参列し、また台湾在住の早川友久理事も参列して
います。
最近、日本統治時代の台湾に置かれていた駅スタンプと、郵便局の風景印を紹介した
『台湾風景印』を出版された台湾在住のフリーランス・ライターの片倉佳史氏もこの告
別式に参列、「昨日、李社長の葬儀は終わりました。李さんはとても多くの方に見送ら
れていきました。これからも李さんの意志を受け継いで、生きていきたいと思います」
というお便りをいただいています。
李清興さんが急逝されたとき、片倉さんから「私も知らせを受けて動転してしまい、
今も信じられないままでいます。李社長は気さくな人柄で誰にも愛され、私も台湾での
披露宴時に親代わりをしていただいたり、ビルマや金門などへご同行させてもらったり
しました。また、李社長から教わったことも多く、私が講演などの機会にお話しさせて
いただくエピソードも、李社長に教示されたものが少なくありません」という追悼の辞
をいただき、本誌でもご紹介いたしました。
また、最近になって李清興さんが亡くなられたことを知った台湾李登輝学校研修団の
1期生の石原真吾氏から下記のようなお便りをいただきましたので、ご紹介いたします。
改めて李清興さんのご冥福をお祈りいたします。 (編集部)
本当に心優しく素敵な人
台湾李登輝学校研修団1期生 石原 真吾
大変ご無沙汰しています。実は3月の人事異動で日本に帰国し現在京都で働いていま
す。台湾で使用していたアドレスは4月ENDで無効になり、その関係で今日までの2ヶ月
間、台湾関係の方々と疎遠になっていました。
本日、時間が有ったので李登輝学校関係や片倉さんのブログなど覗いて大変ショック
を受けています。あの勝美の李さんが亡くなっているではありませんか……。しかも一
ヶ月前で、昨日が告別式だったとは……。
李さんとは片木さん率いる李登輝学校の通訳をされていた時に再会し、2006年には一
緒に淡江大学で開催された李登輝学校の大会に参加しました。
その後、私は奥さんから誘われて、李さんの自宅の端午節Partyにお呼ばれもしまし
た。奥さんの作った肉粽やあふれる台湾料理を腹いっぱい食べました。
愛妻家で、奥さんが仕切るPartyを家族や兄弟と語りいつものように目を細めて笑っ
ていました。奥さんの今の悲しみを思うに涙が出ます。心から合掌です。
1996年ごろ勝美旅行社は日本人駐在員のパソコン勉強会の会場でした。李さんも会社
のパソコン導入間際で一緒にExcelなどを勉強しました。
本当に心優しく素敵な人でした。残念です。