済文化交流を促進する若手議員の会)。安倍晋三首相の実弟で、衆議院外務委員長をつとめる岸信
夫・衆議院議員が会長をつとめる。
岸信夫会長をはじめとする日台若手議連のメンバーが本日(5月5日)から2泊3日の日程で訪台
し、20日の就任式を前に蔡英文・次期総統に祝意を伝える。また6日には、立法院の蘇嘉全・院長
が会長を務め、超党派の立法委員でつくる「台湾日本交流聯誼会」の設立大会にも参加する予定
だ。
この設立大会には、蔡英文政権で駐日本代表(大使に相当)に就任する謝長廷・元行政院長や同聯
誼会名誉会長となる王金平・前立法院長も出席する予定だという。
日台議員交流における日台若手議連の役割はますます重みを増している。
蔡英文氏の総統就任、自民・岸信夫氏らが前倒しで祝賀へ
【中央通信社:2016年5月4日】
(台北 4日 中央社)野党・民主進歩党の蔡英文主席が20日に総統に就任するのを前に、自民党
の岸信夫衆院議員らが5日から台湾を訪れ、祝意を伝えることが消息筋の話で分かった。
岸氏は「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の会長で、安倍晋三首相の実弟。昨
年10月に蔡氏が山口県を訪問した際には、視察に同行していた。
消息筋によると、岸氏など委員会委員長を務める一部議員は、20日の就任式典は職務の関係上時
間が取れない可能性があるとして出席を見送り、前倒しでの来台を決めた。式典には日本の超党派
の国会議員で構成される「日華議員懇談会」のメンバーらが出席予定。
岸氏は5日から2泊3日の日程で訪台。6日には立法院(国会)で開かれる超党派の対日交流議員連
盟の設立大会に出席する。同氏は先月28日、対日議連の設立について、自身のフェイスブック上で
「日本重視の現れ。新政権下ではさらに関係強化・深化が期待できる」とつづり、蔡政権発足に期
待を示していた。
(唐佩君/編集:杉野浩司)