空路線を10月25日に開設することで合意した。日曜、火曜、金曜の週3往復で運航を予定し、158人
乗りのジェット旅客機ボーイング737−800の使用を検討しているという。
岩手県の達増拓也(たっそ・たくや)知事も蒲島知事とまったく同じ日の6月16日に訪台、中華
航空に定期便化を要請、一昨日の定例記者会見で「2017年度からの定期便化を目標に準備を進める
ことで合意した」と発表した。日本経済新聞が伝えている。
先に報じたように、全日空系の格安航空会社「ピーチ・アビエーション」は8月8日から羽田空港
と台北・桃園空港線を開設することが決まり、中華航空系の格安航空会社「タイガーエア台湾(台
湾虎航)」も台北―沖縄(那覇)線が6月29日、台北―大阪(関西)線が7月3日、高雄―大阪線も7
月3日に就航することがそれぞれ決まっている。
花巻―台湾、定期便化へ 岩手知事発表 17年度目標に準備
【日本経済新聞:2015年6月26日】
岩手県の達増拓也知事は25日の定例会見で、花巻空港―台湾の定期チャーター便を運航する中華
航空(台湾)と「2017年度からの定期便化を目標に準備を進めることで合意した」と発表した。達
増知事は16〜19日に県産品のPRなどで台湾を訪問しており、中華航空台北支社を訪れた際に同社
会長と会談した。
05年度から始まった花巻―台湾の定期チャーター便は、14年度に過去最高の98便が運航され、約
1万3600人が利用した。特に秋季便は搭乗率が90%を超え、好調だった。今年4月にも8便に560人
が搭乗、利用率は89%に達している。達増知事は14年4月にも台湾を訪れて定期便化を要請してい
た。
花巻空港は今年度、12億円を投じて国際線の受け入れを強化する増改築工事を行っている。達増
知事は「工事をしっかり進め、旅行者を増やす工夫を考えたい」と話した。