立法院が台湾WHO加盟支持決議を可決

【5月11日 台湾週報】

 5月14日から開催される世界保健総会(WHO年次総会=WHA)に際し、立法院
(国会)は5月11日、「政府がWHO加盟を勝ち取ることを全力で支持する」国会決
議案を、与野党一致で可決した。

 決議は、「台湾2300万の人々の医療と健康人権を保障するため、陳水扁総統が代表し
て世界保健機関(WHO)に書簡を送り、正式に加盟申請をしたことは、民意の要求に
基づいて政府がこれを代表し、全面的にWHOの参加を推進する決意を示した。立法院
は政府がWHO加盟を勝ち取ることを全力で支持する」としている。

 昨年5月23日、立法院は110名の連署提議で政府がWHOの正式加盟を推進するよう要
求したほか、台湾シンクタンクによる2007年3月の世論調査では、94.9%の人々が「台
湾はWHOに加盟すべき」だと考えており、高いコンセンサスが形成されていることか
ら、与野党一致の決議に至った。

 立法院は、「WHO加盟は国民の健康、福祉および基本的人権を勝ち取るためであり、
医療衛生資源と実力を、国際衛生環境改善のために提供し貢献することは、国際社会の
メンバーとしての責任であり、正式加盟が実現する前の段階においては、政府はWHO
関連活動への参加に対して国際社会の支持を引き続き求める必要がある」と認定した。


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