中国の毒入りギョーザ事件が起こった直後、戦後台湾農業の礎を築いた農学博士でも
ある李登輝前総統はすかさず「台湾政府は日本に輸出攻勢をかけるべき」と発言したが、
いっこうに陳水扁政府は聞く耳を持たず、総統選挙に夢中になっていた。結局、タイミ
ングを逸し、総統選挙でも大敗してしまった。
逆に、「日本の輸入業者、食品メーカー、大手飲食チェーン店なども、台湾産に目を
つけ、リスクの高い中国産を忌避する方向で動き出し」て、「2月第1〜3週に日本が中
国から輸入した生鮮野菜は、前年同期より約4割も減少している」と、先週発売された
「週刊文春」(4月3日号)でレポートしているのがノンフィクション作家の河添恵子
(かわそえ けいこ)さんだ。
河添さんといえば、政治・経済から冠婚葬祭にいたるまで丸ごと台湾を紹介した『台
湾 それいけ探偵団』(トラベルジャーナル刊、1994年)を出し、日本の台湾ブームに
火をつけましたが、昨年末に出した『中国人とは愛を語れない』(並木書房)では、北
京外国語学院と遼寧師範大学(大連)への留学体験などを基に中国人の本質を抉り出し
た快著でした(2007年12月2日発行、本誌第655号参照)。
その河添さんが、台湾産の野菜やマンゴーなどのくだもの、冷凍餃子などがすでにし
っかり日本社会に定着し、今回の毒入りギョーザ事件が台湾産には追い風となって、ニ
ンジンなどを輸入したいという日本の業者が増えていることを報告している。
本会がご案内している夏のマンゴー、冬のポンカンの輸入・配送協力の池栄青果・台
湾物産館、台湾駐日代表処の経済部などを取材し、「食の安全に関して、台湾は中国ど
ころか、日本をもしのぐ先進国」であることを紹介している。
そして「食の安全・安心を確保したいのなら……我々には『台湾産』があるじゃない
か」と結ぶ。
4月3日(木)には次の号が出るので、買い求めるなら今日です。 (編集部)
■週刊文春
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/
■『中国人とは愛を語れない』(並木書房)
http://www.namiki-shobo.co.jp/
■台湾物産館
http://www.taiwan-bussankan.com/index.html
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