本年1月末、李登輝前総統の「壹週刊」発言をめぐって「李登輝は転向した」とか「1
80度、方向転換した」と喧伝されたことがあった。その直後、これらは誤解や悪意に基
づくものだったことが判明したが、李登輝前総統から発言の真意を聞きだしたのが井沢
元彦氏で、それが「SAPIO」誌で行った対談「台湾の選択、日本の将来」だった。
本誌では4月8日発行の第497号から4号にわたってこの対談を掲載したが、このたびこ
の対談を収録した単行本が発売された。
中国がなぜ世界中に災厄をもたらすのか、その実態を詳細に取り上げて「近代人とし
ての未熟さ」を指摘している。第一章「北京オリンピックをボイコットせよ」に共感す
る日本人は少なくないだろう。
中国および中国人の本質については、林建良氏の『日本よ、こんな中国とつきあえ
るか?』(並木書房)や、先に紹介した河添恵子氏の新刊『中国人とは愛を語れない
!』(並木書房)も併せて読まれんことをお薦めしたい。 (編集部)
■著者 井沢元彦
■書名 『中国 地球人類の難題』
■版元 小学館 http://www.namiki-shobo.co.jp/
■定価 1,260円(四六判、並製、192ページ)
■発売 平成19年11月29日
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