3月23日、本会から台湾の李登輝民主協会(蔡焜燦理事長)にお贈りした河津桜の苗木
500本が台湾に空輸され、桃園空港での植物検疫を無事に通過、24日午後、台中市烏日区に
ある仮植え所に搬送されました。
500本が台湾に空輸され、桃園空港での植物検疫を無事に通過、24日午後、台中市烏日区に
ある仮植え所に搬送されました。
日本での植物検疫はさほど心配していないのですが、受け入れる台湾側の検疫はかなり
厳しく、書類どおりになっていないと昨年のように廃棄処分にされます。
また、台湾の規定により、河津桜など植物の苗木は仮植え所において1年間の隔離期間を
経なければなりません。1年後、病害虫などが発生していないかを農業委員会(農水省に相
当)の動植物防疫検疫局が確認、それに合格してようやく各地に植樹することができます。
この仮植え所にしても、農業委員会が隔離場所として大丈夫かどうか、きちんと適合性
を調査して確認します。
李登輝民主協会が仮植え所の申請をしたのは昨年12月23日で、農業委員会動植物防疫検
疫局から許可が出たのは3月6日ですから、春節(旧正月)をはさんだとはいえ2ヵ月半もか
かっています。
来年3月、1年間の隔離栽培を経た河津桜はどこに植樹されるのか決まっていませんが、
李登輝民主協会は「桜植樹式」を行う予定だそうです。ぜひ皆さんと出席して「台湾の
子」となった河津桜の出発式に立ち会いたいものです。