沖縄県知事の翁長雄志(おなが・たけし)氏が現職中の8月8日に死去したことに伴い、知事選挙の投開票が9月30日に行われ、同時に沖縄県議会議員の補欠選挙がうるま市選挙区、石垣市選挙区(各定数1、石垣市、竹富町、与那国町)で同日に行われた。
本誌8月21日号でお伝えしたように、石垣市選挙区では、自民党石垣市支部公認の石垣エスエスグループ代表取締役社長の大浜一郎氏が出馬、当選した。大浜氏は石垣市選挙区の投票総数2万6,141票の53.3%に当たる1万3,943票を獲得、次点以下に大差をつけての圧勝だった。
大浜氏は2017年3月に本会理事に就任し、また国内26番目の支部として本会の沖縄県支部がその年の10月に設立された折は支部長についている。
ただ、知事選では、翁長氏の後継で、普天間飛行場の名護市辺野古移設阻止を掲げた前衆院議員の玉城デニー氏が当選し、移設推進派で前宜野湾市長の佐喜真淳氏らは破れた。
県議補選石垣市区は大浜一郎氏が当選【琉球新報:2018年10月1日】https://ryukyushimpo.jp/news/entry-811521.html
県議会議員の欠員に伴う県議補選は一部地域を除き知事選と同日の30日に投票され、同日開票された。
欠員1が生じていた石垣市区は、会社経営の大浜一郎氏(56)=自民公認、公明、維新推薦=が県政与党系で会社経営の金城利憲氏(63)、同じく与党系で前石垣市議の?枝純夫氏(63)を破り、初当選した。
補選の結果、県議会(定数48)の与野党構成は与党が26議席(議長除く)となり引き続き過半数を維持した。野党自民は14議席となる。