東京スカイツリー、「天空から日台の友好促進を」
【中央通信社:2013年3月12日】
【中央通信社:2013年3月12日】
(台北 12日 中央社)東京スカイツリーは、今年を「日台友好観光年」とし、台湾での
観光PRなどを強化する。海外での本格的な長期プロモーションは台湾が初めてで、来台し
た東武タワースカイツリー・鈴木道明社長(右2)は12日、東京の新ランドマークから広が
る観光交流が日台関係の促進につながればと意気込みを語った。
東京スカイツリーの外国人客に台湾が占める割合は決して高くないが、昨年日本を訪れ
た台湾人旅行客は過去最高の146.6万人で、韓国に次ぐ2位(日本政府交通部観光局調
べ)。運営側は、日本への関心が高く、スカイツリー駅から東武線でアクセスできる温泉
への二次集客なども期待できる台湾客を重視、今後、台湾各地でのPRや旅行社を通じた営
業を強化する方針だ。
12日、台北市内で日台友好観光年のスタートを宣言した鈴木社長は、“初来台”のスカ
イツリーマスコット・ソラカラちゃん(左1)、友好パートナーである台北101のマスコッ
ト・ダンパーベイビー(右1)、台湾で活躍するタレントの佐藤麻衣(左2)とともに「634
メートルの東京の空に来て」と呼びかけた。