李登輝民主協会と「親善交流提携覚書」を締結

本会が台湾の李登輝民主協会と「親善交流提携覚書」を交わして提携することは、6月13日
に開催した第9回理事会にて議決されました。

そこで、第10回理事会と第2回全国支部長会議を台北で開催するに当り、10月15日に李登
輝元総統をお招きして国賓大飯店にてその調印式を行いました。

この調印式で、李元総統からは本会活動に対する慈愛あふれる温かい激励のお言葉を祝辞
として賜りました。

台湾語によるこの祝辞の中で李元総統は「今年の三月、『台湾李友会』は改組して『李登輝民
主協会』となり、蔡焜燦先生が皆さんの期待を一身に集めて理事長に当選」と述べ、また、NH
K「JAPANデビュー」問題にも触れ、「昨年、日本のテレビ会社が製作した番組で、日本統治時
代の歴史観に公平妥当でない点がありましたが、それに対して『日本李登輝友の会』は即、抗
議行動を展開しました。私はこうした義を尽くした毅然とした態度と勇気に、深く感動致しました」
などと述べられました。    

日本から出席した本会の小田村四郎会長や本会会員はもちろん、呉阿明・自由時報!)事長、
黄昭堂・台湾独立建国聯盟主席、許世楷・前台北駐日経済文化代表処代表と盧千恵夫人、羅
福全・前亜東関係協会会長、阮美[女朱]さんなど、台湾側ご出席の方々も感銘を深くした様子で、
改めて日本と台湾が運命共同体としてしっかり手を結んで行くことの大事を心に刻んだ次第です。