李登輝氏の民選総統当選の佳日、本誌が創刊1000号を迎える

本日、日本李登輝友の会のオフィシャルメールマガジンである本誌『メールマガジン
「日台共栄」』が1000号を迎えました。本誌創刊は5年前の平成16年(2004年)2月4日。
台湾が日本の生命線であることを様々な角度から伝え、日本人に台湾の重要性を訴えてい
こうということで発行してまいりました。

 奇しくも本日は、1996年に李登輝元総統が初の住民による直接選挙で総統に当選した佳
日に当たります。台湾はそれ以降、民主化の道を本格的に歩み始め、台湾に新しい歴史を
刻み始めました。

 日本と台湾の距離はどんどん近くなっています。馬英九政権になっていささかの変化は
ありますが、台湾が日本にとって安全保障の上からも歴史や文化の面からも大事な国であ
ることにはいささかの変化もありません。むしろ、台湾の中国傾斜が危ぶまれる今こそ日
台両国の緊密化への努力が促されなければなりません。

 小田村四郎会長は本会会長就任に当たって、本会の使命について「李登輝氏の透徹した
日台運命共同体理念に共鳴し、その速やかな実現と両国の鞏固な結合を図ることにあり」
とし、そのために日本は「台湾を正統な独立主権国家として認知し、台湾と正規の国交を
回復し、台湾の国際社会への復帰を支援すること」が大切なのであり、台湾は「台湾国民
の国民的アイデンティティの確立」が大事だと剔抉しています。

 本誌はこの使命達成に寄与すべく、今後も発行してまいります。これまでのご愛読に改
めて御礼申し上げるとともに、今後とも末永くご愛読をお願いいたします。

 平成21年(2009年)3月23日

                   メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原 正敬



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