国家・組織の命運は指導者の素質と能力で決まる──。権力の最高峰に立ち続けた世
紀の哲人政治家が書き下ろした究極の指導者論23章。
紀の哲人政治家が書き下ろした究極の指導者論23章。
どのような組織においても、その運命の成否を決める最大の要素は、指導者の「素質」
と「能力」である──。そう言い切る著者は、総統として12年間、権力の頂点に立って
台湾の民主化を推進した「哲人」政治家である。
本書は、国家であれ企業であれ、「組織の頂点に立つ指導者は、孤独に耐えるために
何らかの信仰をもたなければならない」に始まって、指導者がもつべき死生観、公義の
精神、哲学、勇気、現場主義など、「最高指導者に求められる条件」を全23章にまとめ
た。これらはすべて、著者自身が日々の体験と思索のなかで練り上げた珠玉の人生哲学
であり、洋の東西を問わず、組織を率いる人間にとって貴重な行動指針になるだろう。
激しい政治闘争のなかで、また外国の軍事的恫喝に直面して、あるいは大地震の復興
事業を陣頭指揮しつつ、「自分はいかにすれば、最高指導者としての大事な職責を果た
しうるのか」と考えつづけた著者の姿が感動を呼ぶ一冊。
(PHP研究所ホームページより)
■PHP研究所
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69801-4
■書名 『最高指導者の条件』
■著者 李 登輝
■版元 PHP研究所
■価格 1,470円(税込)
■発行 2008年2月18日