李登輝前総統が「Voice」1月号に「最高指導者の条件」を発表

先般、「Voice」10月号に寄稿された李登輝前総統の「指導者の力量─リーダーとし
ての決断力と現場主義」をご紹介しましたが(11月21日発行の本誌第647号から23日発行
の第649号)、12月10日発売の同誌1月号でまた李前総統が「最高指導者の条件」と題し
て寄稿されています。この1月号ではその前編「リーダーがもつべき哲学とは何か」を掲
載しています。

 個人と組織の関係や指導者と信仰について、学生時代や総統時代の体験を織り交ぜな
がら論じています。このところ、李前総統の陳水扁総統批判が台湾メディアの注目を引
いていますが、なぜそのような発言をされるのかについても、その背景も自ずとわかる
ような事柄に触れています。

 下記に見出しを紹介します。

一、指導者には何が求められるか
  堅固な組織をつくらねばならない
  指導者と指導される者の出発点は同じ
二、孤独を支える信仰心
  誰一人として助けてくれる者はいない
  人間より、もう少し高い次元にいる存在
三、公義の精神
  社会的正義を求める
  ただ、台湾のために尽くす

■新しい日本を創る提言誌「Voice」1月号(定価680円)
 http://www.php.co.jp/magazine/voice/



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