李登輝先生を語る(日本人秘書・早川友久氏との対談) 片倉 佳史

台湾在住の作家、片倉佳史(かたくら・よしふみ)氏が、李登輝元総統の日本人秘書だった早川友久氏(笹川平和財団安全保障グループ研究員)と李登輝元総統をめぐって対談する第2弾として、9月6日、見応えのあるYouTubeのライブ配信を公開した。

李登輝先生を語る(日本人秘書・早川友久氏との対談) 話題の「AI李登輝」とは? 李登輝読書案内 

[1:16:38] *台湾特捜チャンネル(片倉佳史の部屋):2025年9月6日

冒頭、片倉氏が「李登輝先生の本を読むことは非常に重要ではないか」と問いかけると、早川氏が「まさにおっしゃる通り」と、李登輝元総統の著書『李登輝より日本へ 贈る言葉』(ウェッジ、2014年6月)を手始めに、『最高指導者の条件』(PHP研究所、2008年3月)、『台湾の主張』(PHP研究所、1999年6月)、『「武士道」解題』(小学館、2003年4月)、を、次々と紹介。

それぞれの本の特徴を的確に解説しながら紹介。

最後に、黄文雄著『哲人政治家 李登輝の原点』(ワック、2011年7月)を紹介している。

李登輝より日本へ 贈る言葉』は出版から10年を過ぎているにもかかわらず、版元のウェッジは在庫を切らしていない。

また、『最高指導者の条件』は2013年5月に特別論考「最高指導者・安倍総理へのエール」を加えて復刊しているし、『台湾の主張』と『「武士道」解題』はいずれも文庫となっている。

黄文雄さんの『哲人政治家 李登輝の原点』は書店で手に入れることはできないが、本会にも在庫はあり、いまだに新本を案内している。

一般は927円、会員なら400円でお頒ちしている。

・書籍(本会推薦図書)お申し込みフォーム https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/uzypfmwvv2px

早川氏はその他にも、来日されたときのエピソードや亡くなられる直前のエピソードなども紹介し、最新の動きとして、国立台湾図書館(新北市永和区)に今年の7月30日から常設展示となっている「AI李登輝」についても紹介している。

展示期間は2年後(2027年)の7月30日までで、AIの李元総統とお話しできたり、古い写真に写っている李元総統が動くという。

YouTubeで詳しく紹介しているのでご覧いただきたい。

下記に国立台湾図書館のURLとデジタル李登輝特別展の案内URLを紹介する。

また、昨年8月に公開された片倉氏と早川氏の特別対談「李登輝元総統との思い出を語る」も併せてご紹介したい。

・国立台湾図書館 本館6階 https://www.ntl.edu.tw/wSite/mp?mp=1

・PROTOTYPE:民主先生2.0 數位李登輝特展導覽申請 https://www.ntl.edu.tw/wSite/ct?xItem=94852&ctNode=2739&mp=1

李登輝元総統との思い出を語る〜片倉佳史氏と早川友久氏の特別対談  

 *台湾特捜チャンネル(片倉佳史の部屋):2024年8月10日


※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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