李登輝元総統より優渥な地震お見舞いのお言葉

3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とするマグニチュード8.8という巨大地震が
発生、宮城県では震度7を観測し、東京も震度5強だったそうで揺れに揺れました。

 この東日本大震災による犠牲者の数は行方不明者を合わせるとすでに1500人以上にの
ぼるそうで、津波による被害がもっと明らかになればさらに犠牲者数は増える見込みで、
観測史上、最も大きな地震だったようです。東京は、このメルマガを作成している今も
余震が続いています。テレビもラジオも、本日は地震報道一色です。

 犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様には頑張れとしか言いよ
うがありませんが、世界中がこの非常事態に対応する日本人の冷静さと整然とした様子
を讃えています。

 本会とゆかりの深い台湾からは、李登輝元総統や蔡焜燦先生(李登輝民主協会理事長、
台湾歌壇代表)をはじめ多くの方からお見舞いをいただいています。

 李登輝元総統からは地震が発生した11日深夜、お見舞いのお言葉をいただきました。
1999年9月21日の「台湾大地震」のときに総統として陣頭指揮を取られた李登輝先生なら
ではの深い思いのこもる優渥なお見舞いのお言葉です。お心遣いに心から感謝申し上げ、
下記にご紹介します。

 ちなみに、本会の事務所は備品が落ちてきた程度で、人的な被害は一切ありませんでし
た。ご安心くださいますようお願いします。


日本李登輝友の会の皆様・日本の皆様

 日本観測史上最大の「東北・太平洋沖地震」の発生をテレビで知りました。

 津波で押し流された家や車、そして、火災、家に戻れない方々。亡くなった方もおら
れます。負傷者もおられます。次々報道される災害状況を見て、1999年9月21日、台
湾で起きた大地震を思い出すと同時に、現在の日本の皆様の不安や焦り、悲しみなどを
思い、私は刃物で切り裂かれるような心の痛みを感じております。

 人間には力の及ばない大自然の猛威を前に、畏敬の念は抱いても、決して「運命だ!」
とあきらめないでください! 元気を出してください! 自信と勇気を奮い起こしてく
ださい!

 今は、一刻も早く地震の余波が収まることと復旧を、遠い台湾の空の下でお祈りして
おります。

                            台湾元総統 李登輝
                            2011年3月11日午後8時



● 第15回台湾李登輝学校研修団:お申し込みフォーム【締切:4月8日】
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0086.reg
*同時にパスポートのコピーをFAXかメールでご送付願います。

●日本李登輝友の会にご入会を!
 文化交流を主とした「日本の生命線」台湾との交流を深める本会活動にご参加いただ
 ける方は、ご入会をお願いします。下記の「入会お申し込みフォーム」からですと、
 簡単お手軽にお申し込みできます。          (日本李登輝友の会事務局)

■入会お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg
■入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html


日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会
の活動情報とともに配信するメールマガジン。日本李登輝友の会のメルマガです。

●マガジン名:メルマガ「日台共栄」
●発   行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)



投稿日

カテゴリー:

投稿者: