李登輝元総統の夢、実現へ一歩 「台湾和牛」育種で成果

李登輝元総統は牛肉が大好きです。朝からでもステーキを召し上がることがあるほどで、それが来年1月15日で満95歳を迎える元気の秘訣なのかもしれません。

 2014年のご来日のときは北海道まで足を延ばし、千歳の亀田牧場で和牛の飼育状況を視察し、昨年の石垣島ご訪問のときも、有名な石垣牛の飼育状況などについてJA沖縄石垣支部の方々からお聞きし、A5ランクの石垣牛に舌鼓を打たれていました。

 実は、台湾では牛を農業で使っていた記憶が未だ残っているため、これまで和牛飼育はあまり盛んでなかったそうです。しかし、農業経済を専門とする李元総統には何とか台湾で和牛飼育を盛んにして台湾の牧畜産業を発展させたいという強い思いを持たれていました。

 そこで、自らが董事長をつとめる李登輝基金会において、日本の和牛の祖といわれる但馬牛(たじまうし)の血を引く台湾和牛「源興(げんこう)牛」を育成するに至ったそうです。下記に中央通信社の記事をご紹介します。

 また、李登輝基金会のフェイスブックには、11月7日に李登輝元総統が曾文恵夫人を伴って花蓮市内にある兆豊源興牛牧場を訪れ、林聰賢・農業委員会主任(農水大臣に相当)などと台湾の牧畜産業における家畜飼育の将来と雇用機会の展望をテーマに座談会形式で話されたときの写真を3枚掲載しています。

◆李登輝基金会facebook:https://www.facebook.com 李前總統今(7)日於花蓮兆豐源興牛牧場,與農委會林主委,及國立花農畜産科老師同學,?官學 三方針對台灣畜牧産業未來發展前景和就業機會座談。

—————————————————————————————–李登輝元総統の夢、実現へ一歩 「台湾和牛」育種で成果【中央通信社:2017年11月7日】http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201711070003.aspx

 (花蓮 7日 中央社)李登輝元総統は6日、自身が会長を務める「李登輝基金会」が肉用牛改良を行う東部・花蓮県内の農場を訪れ、和牛の血を引く台湾和牛「源興牛」の成長ぶりを視察した。生後4カ月になった4 頭の子牛は健康で、すくすく育っている。

 源興牛は黒毛和牛の血統を持つ改良種で、李氏の生家「源興居」にちなんで命名された。

 親牛となった黒毛和牛は、第2次世界大戦中に日本から持ち込まれたという牛の子孫。現在日本の天然記念物に指定されている「見島牛」の遺伝子を受け継いでいるとされる。台湾における和牛育成に心血を注ぐ李氏が、台北近郊の陽明山で見つけ、購入した。

 李氏は農場で、日本から招いた牧畜の専門家と日本語で会話しながら牛たちの健康状態などを確認した。

 複数の台湾メディアによると、12月には、李氏が農業経済学博士として執筆した源興牛の学術論文が日本の畜産専門誌に掲載される予定だという。

                               (盧太城/編集:塚越西穂)


【日本李登輝友の会:取扱い本・DVDなど】 内容紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/

*ご案内の詳細は本会ホームページをご覧ください。

● 酒井充子監督作品、映画「台湾萬歳」全国共通鑑賞券(1,200円)お申し込み
  https://goo.gl/pfgzB4
 *映画「台湾萬歳」公式サイト:http://taiwan-banzai.com/

● 児玉神社社殿修復事業へのご寄付のお願い
  http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170611/

● 台湾フルーツビール・台湾ビールお申し込みフォーム
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/rfdavoadkuze

*台湾ビール(缶)は在庫が少なく、お申し込みの受付は卸元に在庫を確認してからご連絡しますの
 で、お振り込みは確認後にお願いします。【2016年12月8日】

● 美味しい台湾産食品お申し込みフォーム【随時受付】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/nbd1foecagex

*沖縄県や伊豆諸島を含む一部離島への送料は、1件につき1,000円(税込)を別途ご負担いただ
 きます。【2014年11月14日】

・奇美食品の「パイナップルケーキ(鳳梨酥)」 2,910円+送料600円(共に税込、常温便)
 [同一先へお届けの場合、10箱まで600円]

・最高級珍味「台湾産天然カラスミ」 4,160円+送料700円(共に税込、冷蔵便)
 [同一先へお届けの場合、10枚まで700円]

● 書籍お申し込みフォーム
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/uzypfmwvv2px

・門田隆将著『汝、ふたつの故国に殉ず
・藤井厳喜著『トランプ革命で復活するアメリカ
・呉密察(國史館館長)監修『台湾史小事典』(第三版)
・李登輝・浜田宏一著『日台IoT同盟』  *在庫僅少
・李登輝著『熱誠憂国─日本人に伝えたいこと
・王育徳著『台湾─苦悶するその歴史』(英訳版)  *在庫僅少
・浅野和生編著『1895-1945 日本統治下の台湾
・片倉佳史著『古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年
・王明理著『詩集・故郷のひまわり』  *在庫僅少
・李登輝著『李登輝より日本へ 贈る言葉
・宗像隆幸・趙天徳編訳『台湾独立建国運動の指導者 黄昭堂
・林建良著『中国ガン─台湾人医師の処方箋』  *在庫僅少
・盧千恵著『フォルモサ便り』(日文・漢文併載)
・黄文雄著『哲人政治家 李登輝の原点
・李筱峰著・蕭錦文訳『二二八事件の真相』

● 台湾・友愛グループ『友愛』お申し込みフォーム
https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/hevw09gfk1vr
*第1号〜第15号(最新刊)まですべてそろいました。【2017年6月8日】

● 映画DVDお申し込みフォーム
https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/0uhrwefal5za

・『湾生回家』 *new
・『KANO 1931海の向こうの甲子園
・『台湾アイデンティティー
・『台湾アイデンティティー』+『台湾人生』ツインパック
・『セデック・バレ』(豪華版)
・『セデック・バレ』(通常版)
・『海角七号 君想う、国境の南
・『台湾人生
・『跳舞時代』 *現在「在庫切れ」(2017年8月31日)
・『父の初七日』

● 講演会DVDお申し込みフォーム
https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/fmj997u85wa3

・2014年 李登輝元総統ご来日(2014年9月19日〜25日) *new
・片倉佳史先生講演録「今こそ考えたい、日本と台湾の絆」(2013年12月23日)
・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
・日本李登輝友の会設立総会(2002年12月15日)


◆日本李登輝友の会「入会のご案内」

・入会案内:http://www.ritouki.jp/index.php/guidance/
・入会申し込みフォーム:https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/4pew5sg3br46


◆メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会の活動情報
とともに配信する、日本李登輝友の会の公式メルマガ。

●発 行:
日本李登輝友の会(渡辺利夫会長)
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp
ホームページ:http://www.ritouki.jp/
Facebook:http://goo.gl/qQUX1
 Twitter:https://twitter.com/jritouki

●事務局:
午前10時〜午後6時(土・日・祝日は休み)

●振込先:

銀行口座
みずほ銀行 本郷支店 普通 2750564
日本李登輝友の会 事務局長 柚原正敬
(ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)

郵便振替口座
加入者名:日本李登輝友の会(ニホンリトウキトモノカイ)
口座番号:00110−4−609117

郵便貯金口座
記号−番号:10180−95214171
加入者名:日本李登輝友の会(ニホンリトウキトモノカイ)

ゆうちょ銀行
加入者名:日本李登輝友の会 (ニホンリトウキトモノカイ)
店名:〇一八 店番:018 普通預金:9521417
*他の銀行やインターネットからのお振り込みもできます。



投稿日

カテゴリー:

投稿者: