日を追うにつれ被害は拡大し、消防庁災害対策本部が本日(7月13日)午前4時50分に発表した「平成30年7月豪雨による被害状況及び消防機関等の対応状況について(第21報)」によりますと、死亡者は188人、行方不明者は45人となっています。
被災地では道路が寸断されて通行止めとなり、鉄道の運休や断水などが続いており、早期の復旧は見通せていない状況だそうです。
————————————————————————————-日本李登輝友の会・岡山県支部訪台団あいさつ
2018年7月8日 李 登輝
日本李登輝友の会・岡山県支部の藤原一雅(ふじわら・かずまさ)団長をはじめ、訪台団の皆さま、こんにちは!
さて、岡山県は大雨によって大きな被害が出ているところがあると聞いております。
どうかこれ以上、被害が拡大しないことを願うと同時に、少しでも早く平穏な生活に戻られることを願っております。
また、そうした大変な時期にありながら、皆さんが、わざわざ私を訪問して下さったことに感謝するとともに、皆さんの日台交流に対する熱意に頭が下がる思いでおります。
さて、先日訪問した沖縄でもお話ししましたが、今日の日本や台湾を取り巻く国際社会を見てみると、大きな変化が次々と起こり、先行き不透明な激変の時代を迎えていると言えるでしょう。
その中でも、特にアジアを不安定にさせている最大の要因は中国の覇権主義にあると言って良いと思います。
しかし、アジアがむしろそのような状況にあるからこそ、日本と台湾は関係をより緊密化しなければなりません。
日本李登輝友の会・岡山県支部の皆さんが、率先して日台関係のより一層の強化に励んでくださることを、私も大いに期待して、私のご挨拶といたします。ありがとうございました。