ほぼ毎日、李登輝元総統の動向や支部の総会・講演会情報などをお届けしています。
3月31日の「ニュース」として、前日(30日)に李登輝元総統がご家族と一緒に奇美博物館を訪
問された模様を写真とともにお伝えしています。
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20150331/
*関連写真も掲載
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李登輝元総統がご家族と台南の奇美博物館を訪問
5月に行われる第23回・日本李登輝学校台湾研修団では、野外研修の目玉として台南の奇美博物
館を訪問します。
この奇美博物館は、奇美実業の創業者として知られる許文龍氏が個人のコレクションを収蔵する
ため、私財を投じて建設したもので、世界的に稀少なバイオリンのストディバリをはじめ、一万点
を超える西洋芸術を中心とした展示品が集められています。
また、バロック宮殿を模した白亜の外観は、近くを走る台湾新幹線の窓からも見えることから、
建設途中から話題を呼んでいました。
博物館はすでに一般公開されていますが、完全予約制のため、数ヶ月先まで予約がいっぱいの状
況が続き、台湾南部の新たな観光スポットとして注目されています。
5月の日本李登輝学校台湾研修団では、奇美博物館での見学と特別講義を予定しています。
3月30日には、李登輝元総統がご家族と博物館を訪問し、創立者の許文龍氏の歓迎を受けまし
た。もともとは正式開館前の昨年12月下旬に予定されていたものですが、風邪のために仕切り直し
となり、今回の訪問となりました。
李元総統と曽文恵夫人は、二人のお嬢さんやお孫さんなどを伴い、1泊2日の日程で台南を訪れ、
許文龍氏自らの案内によって館内を参観しました。
また、李元総統は建設が予定されている「李登輝総統記念図書館」の参考のため、許文龍氏や館
長に助言を求めていました。
李元総統は3年前の2012年11月に建設途中の博物館を視察しており、開館後は初めての訪問で
す。