11月29日に自宅で転倒し、額や鼻などを打って緊急入院された李登輝元総統の動静を伝えるニュースが12月2日以来途絶えていましたが、昨日、中央通信社が11日に一般病棟に移され、薬の量も入院前の水準に戻ったと報じています。
集中治療室に約2週間入っていたことになりますが、容体は非常に安定しているそうで、ホッとしました。
————————————————————————————-李登輝元総統、筋力・嚥下機能の回復待ってから退院検討へ【中央通信社:2018年12月17日】
(台北 17日 中央社)先月29日に自宅で転倒し、頭を打って入院している李登輝元総統(95)について、李登輝基金会の王燕軍秘書長は17日、容体は非常に安定しているとした上で、筋力回復のためのリハビリが必要であることや、嚥下がスムーズに行えていないことを説明し、これらの回復を待ってから退院の時期を検討する方針を示した。
李氏は入院当初、高齢のためリスクが高いとされ、神経外科の集中治療室(ICU)で治療を受けるなどしていたが、王秘書長によれば、11日に一般病棟に移された。薬の量も入院前の水準に戻ったという。
(張茗喧/編集:楊千慧)