平成17年(2005年)から日本人有志により、台湾に言論の自由と民主化を切り開いた
「台湾の三島由紀夫」と言われる鄭南榕(てい なんよう)烈士の慰霊・顕彰を続けて
います。
本日4月6日(日)午後2時より、今年で第4回目となる「台湾建国烈士 鄭南榕先生を
偲ぶ会」を開催します。
今年は鄭南榕烈士とは深いかかわりのある許世楷大使に第1回に引き続いてご登壇い
ただき、また、訪台の度に鄭南榕烈士が自決された編集室を訪問し、日本人にその偉業
を知らせつつ顕彰されてきた草開省三先生を講師にお招きしています。
皆様には何かとご多忙のことと存じますが、台湾に言論の自由と民主化の道を切り開
いた鄭南榕烈士を追悼・顕彰し、日本人も台湾人もともに日台共栄の誓いを新たにいた
したいと存じます。
台湾は鄭南榕烈士が望んだ言論の自由を確立できたのか、新憲法を制定して中華民国
体制を脱することができるのか──政権が変わろうと、鄭南榕精神は不変であり、台湾
が「日本の生命線」であることも変わりません。
下記のような次第で執り行いますので、友人・知人をお誘い合わせでの上、ふるって
ご参加くださいますようお願い申し上げます。 (編集部)
*会場は文京区民センターの3階「3A」です。
【プログラム】
第1部 偲ぶ会
開会の辞 宗像 隆幸 鄭南榕顕彰会会長
来賓挨拶 小田村四郎 日本李登輝友の会会長
宮崎 正弘 作家・評論家
メッセージ 邱 晃泉 鄭南榕基金会董事長
葉 菊蘭 鄭南榕烈士夫人
祭文奏上 佐藤 健二 日台交流教育会副会長
参列者献花
祭電披露
第2部 記念講演
講演1 鄭南榕氏が切り開いた台湾の民主化
許 世楷(台湾駐日代表処代表)
1934年(昭和9年)、台湾・彰化市生まれ。台湾大学法学部を卒業。1959年、
日本に留学。早稲田大学大学院修士課程修了後、東京大学大学院博士課程を
修了。法学博士。津田塾大学教授、台湾文化学院院長、静宜大学教授などを
歴任後、2004年7月、台北駐日経済文化代表処代表に就任。主な著書に『日本
統治下の台湾』『台湾は台湾人の国』など多数。津田塾大学名誉教授。
講演2 鄭南榕廟を台湾に
草開 省三(日台交流教育会専務理事)
昭和3年(1928年)、富山県高岡市生まれ。国立高岡高専卒業。陸軍士官学
校に合格するも敗戦。工学院大学卒業後、高校教師の傍ら、1972年、日華断
交に鑑み日華交流教育会を設立して台湾省教育会理事長の許國雄氏らと第1
回日華教育研究会を台北で開催後、毎年、交互に開催。現在、日台交流教育
会専務理事、日本李登輝友の会理事、東方国際学院校長。主な著書に『台湾
と日本・交流秘話』ほか。
閉会の辞 永山 英樹 台湾研究フォーラム会長
*司会:多田 恵(桜美林大学非常勤講師) 〈敬称略〉
■日 時 2008年4月6日(日) 午後2時〜4時30分(開場:1時30分)
■会 場 文京区民センター 3F 3A
東京都文京区本郷4-15-14 TEL:03-3814-6731
(文京シビックセンターの斜向い)
【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
JR総武中央線「水道橋駅」徒歩10分
■参加費 1,000円
■主 催 鄭南榕顕彰会[宗像隆幸会長]
〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号 日本李登輝友の会内
TEL: 03-5211-8838 FAX: 03-5211-8810
E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp