信社」が桃園空港に着かれたときの様子を伝えています。李元総統ご夫妻の晴れやかな笑顔が印象
的です。
桃園空港には、9月19日のご出発時に見送りに来た交流協会台北事務所の沼田幹男代表ご夫妻や
全日空台北支店長なども出迎え、同行秘書の一人は「とにかく無事に帰国でき、出発時に見送りに
来てくれた人たちに出迎えてもらった時には心底ホッとしました」と述べていました。
ご来日中の日程は台湾側と相談してできるだけゆったり組んだつもりでしたが、それでも講演や
視察、表敬訪問、それに移動もありましたのでやや詰まり気味の日程になってしまいました。
それでもお元気に帰台されたことで、私ども日本李登輝友の会関係者全員が安堵の胸を撫で下ろ
しています。
日本から帰国の李登輝氏、「多忙で遊ぶ時間なかった」とニコニコ
【中央通信社:2014年9月26日】
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201409260003.aspx
(桃園 26日 中央社)日本を5年ぶりに訪問した李登輝元総統は25日夜、台湾に戻った。桃園空
港で受けた「旅行は楽しかった?」との記者団の質問に対し、「スケジュールが忙しすぎて遊ぶ時
間がなかった」と笑顔で答えた。
李氏は今月19日から7日間の日程で訪日。初日の記者会見で“台日の絆”を強調、翌日大阪で講
演し日米関係の強化などを訴えたほか、最新のがん治療に関する会議にも出席して、専門家らの解
説に耳を傾けた。
21日の東京講演では自立した国を目指す日本にとっては憲法改正による戦力保持が必要だなどと
主張。22日には神奈川県にある太陽光発電所を見学、コストが高くても台湾で関連産業の発展を図
る必要性を指摘した。
23日からは北海道を初訪問、牧場を視察し現地の牛乳を味わったが、24日は一部スケジュールを
取りやめ休養していた。
日本滞在中、政界要人との接触を控えた李氏だが、札幌市内で同行記者団と懇談した際、再度訪
日の可能性を示唆したという。
(邱俊欽/編集:荘麗玲)