昨9月25日、日本から台湾へ5回目となる約50万回分のワクチンが追加提供され、成田空港11時23分発のJA832J便に積み込まれたワクチンは午後1時17分に台湾桃園国際空港に到着しました。
台湾の中央感染症指揮センターによりますと、ワクチンの有効期限は11月26日までと11月30日までの2種類だそうです。 ・衛生福利部新聞:日本提供50萬劑AZ疫苗於今日下午抵臺[9月25日] https://www.mohw.gov.tw/cp-5020-63301-1.html
謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表は今回も成田空港にJAL便を見送り、フェイスブックに5枚の関係写真を掲載し「起飛了,JA832J 載著50萬劑日本友情疫苗。雖然已經多次到成田送機,心中仍然充滿?馨和感激。謝謝日本!」(離陸! JA832Jは50万回分の日本の友情ワクチンを運んでゆきました。 飛行機を見送るため何度も成田に来ていますが、心温かく感謝の気持ちでいっぱいです。 日本よありがとう!)とつづっています。
蔡英文総統もツイッターに日本語で「五回にもわたるワクチン供与に心から感謝します。TPP加盟申請へのご支援やご声援にも大変、勇気づけられています。コロナ禍下の助け合いだけでなく、インド太平洋地域の経済統合でも、日本は台湾にとって最も大切なパ−トナ−です。ポスト・コロナの復興も、ともに助け合って乗り切りましょう!」とつづっています。
—————————————————————————————–日本からワクチン約50万回分が台湾到着 コロナ指揮官「心より感謝」【中央通信社:2021年9月25日】
(台北中央社)日本政府から追加供与された新型コロナウイルスワクチンが25日午後、桃園国際空港に到着した。中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は同日の記者会見で「心から感謝申し上げます」と日本語が書かれたボードを出し、謝意を示した。
この日届けられたのは英アストラゼネカ製約50万回分。日本政府がワクチンを供与するのは今年6月以降5度目で、今回を含め計約390万4000回分に達した。
ワクチンを載せた航空機は同日午前、成田空港を出発。見送りに訪れた台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)はフェイスブックで、台湾がワクチンの返礼としてマスクや酸素濃縮器を日本に提供したことに触れ「この期間に、台湾と日本の友情は、お互い感謝し合ったり応援し合ったりする中で、大きく広がり続けていると感じる」とコメントした。
(張茗喧、江慧?/編集:齊藤啓介)
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