許世楷駐日代表が切々と台湾の現状を訴える記念講演
去る8月29日、本会理事の名取憲彦・東京都議会議員が会長をつとめる「日台関
係を促進する地方議員の会」(略称:日台地方議連)の第2回総会が都内で開かれ
、今年度の運動方針などを決めました。設立1周年を迎えたことで、許世楷・台北
駐日経済文化代表処(大使館に相当)代表が記念講演いたしました。
この総会には、本会から柚原正敬事務局長が出席して「李登輝先生来日歓迎実
行委員会」の趣旨について説明し、ぜひ今年度の運動方針にと提案したところ、
その後の総会で3つの方針の一つとして議決されました。因みに、その運動方針と
は以下の3点です。?正名運動として在日台湾人の外国人登録証の国籍改正へ取り
組む、?台湾からの来日ノービザ実現へ取り組む、?李登輝前総統の来日実現へ
取り組む
なお、記念講演は許世楷駐日代表が行い、台湾のWHO加盟の推進やノービザ
実現、李登輝前総統など台湾要人の来日問題、台湾の制憲運動などの日台に関係
する問題について、切々と、そしてたいへんわかりやすく話されました。奇し
くも、日台地方議連の運動方針と重なり合うところが多く、出席者も真剣に聞い
ていた姿が印象的でした。
その後に開かれた懇親会にも許世楷代表は出席し、参加者はいささか少なかっ
たものの充実した内容の総会でした。 (編集部)