台湾では旧暦の1月15日は「元宵節」(げんしょうせつ)と呼ばれ、その年初めての満月をお祝
いする日となっている。日本では小正月に当たる。今年は新暦の3月5日となる(ただし、今年の満
月は3月6日)。
いする日となっている。日本では小正月に当たる。今年は新暦の3月5日となる(ただし、今年の満
月は3月6日)。
この佳日、拓殖大学(渡辺利夫総長)が奇美実業創業者の許文龍氏に名誉博士号を贈る。贈呈式
は奇美博物館で行われ、本会の小田村四郎会長が拓大総長だったときに名誉博士号を贈呈した李登
輝元総統も臨席されるという。
遅くなったが、中央通信社の2月10日付の記事をご紹介したい。
拓殖大、奇美創業者の許文龍氏に名誉博士贈呈へ 日台交流に貢献
【中央通信社:2015年2月10日】
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201502100003.aspx
(東京 10日 中央社)拓殖大(東京都文京区)はこのほど、財団法人台南市奇美文化基金会董事
長(会長)の許文龍氏に名誉博士号を贈ると発表した。日台の文化発展と同大の学術向上への貢献
を評価したという。
贈呈式は来月5日に台南市の奇美博物館で行われ、同大の福田勝幸理事長や川名明夫副学長など
のほか、2000年に同大から名誉博士号を贈られた李登輝元総統も出席する。
許文龍氏は台南市生まれで、合成樹脂や電子部品、食品メーカーなどを傘下に持つ奇美グループ
の創業者。86歳。日本統治時代の台湾経営を高く評価し、開発に貢献した日本人を胸像の製作に
よって顕彰してきた。拓殖大には第三代学長の後藤新平や第二代学監の新渡戸稲造の胸像を寄贈。
一昨年には日本政府から旭日中綬章が贈られている。
(楊明珠/編集:名切千絵)