事研究者)と古澤忠彦氏(元海上自衛隊横須賀地方総監)の対談「これではダメだ! 日本
の海洋戦略」について、「この対談は、読んでいて背筋が凍ってくるほどの衝撃的な内容
だ。台湾問題にかかわる者にとって、改めて中国の狙いを認識させる直言である」と本誌
で紹介した。
対談は、尖閣諸島をめぐる日本側の態勢不備について、特に安全保障問題の角度から検
証する内容になっていて、日本は「海洋力」を持つべきで、海上保安庁が対処できない場
合は海上自衛隊を出動させるという「肚」が必要だという共通認識から出発する。
そして、台湾は日本のシーレーンの重要な場所に位置する「生命線」であり、「台湾問
題は日本にとっても生死に直結する問題であることを強く認識しなければならない」と警
鐘を鳴らす。中国の狙いは「台湾問題の解決と日米安保体制の解消」にあるので、台湾に
潜水艦を売る国がないのだとすれば、日本が売ればよいとも提案している。
その後、この対談は冊子として販売されている。ただし、書店販売はしていない。日本
政策研究センターのホームページからも申し込みできる。また、本会でも取り扱っている
ので、申し込み専用フォームからお申し込みいただくか、1)氏名、2)住所、3)電話、
4)メールアドレスをご記入の上、メールかFAXでお申し込み下さい。送料実費(1冊:
80円)でお届けします。
■著 者:平松茂雄・古澤忠彦
■書 名:これではダメだ!日本の海洋戦略−中国の海洋覇権と戦略なき日本
■版 元:日本政策研究センター
■体 裁:A5判、64頁
■発 売:平成20(2008)年4月1日
■定 価:525円(税込み)
◆『これではダメだ!日本の海洋戦略』お申し込みフォーム
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0031.reg
◆申込先:日本李登輝友の会
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp