今から86年前、八田與一の先輩にあたる鳥居信平(とりい・のぶへい 1883〜1946)が
台湾の南部、屏東県に造成した地下ダム「二峰[土川](にほうしゅう)は、未だに屏東
の人々の飲料水や田畑の灌漑用水として使われています。屏東の人々はこの鳥居信平の事
績を教科書にも掲載して偉業を讃え尊敬しています。
奇美実業創業者の許文龍氏が鳥居の事績を顕彰して胸像を造り、屏東県とふるさとの静
岡県袋井市に寄贈しました。
そこで、袋井市は、原田英之市長も参加し、来る11月11日から屏東県に台風被害の慰問
も兼ねて地下ダムを訪問します。屏東を訪問した後に奇美博物館を訪問、許文龍氏ともお
会いする予定です。
この「屏東県訪問団」には『水の奇跡を呼んだ男−日本初の環境型ダムを台湾につくっ
た鳥居信平』を出版、日本で初めて鳥居信平の事績を紹介したノンフィクション作家の平
野久美子さんも参加します。本会も参加できることとなりましたので、ここに「屏東県と
高砂義勇隊記念碑訪問団」ツアーのご案内を申し上げます。
なお、平野久美子さんが8月末に屏東を訪問して二峰[土川]を視察したところ、進水
塔が立っていた道路は台風による増水でザックリとえぐられ、押し流されるところだった
そうですが、基礎工事がしっかりしていたため辛うじて難を免れたとのことです。また二
峰[土川]そのものは、長い年月で地下ダムの一部が露呈していたのですが、この台風に
よる土石流で86年前の姿に戻り、ダムとしての機能はいささかも衰えていないことを確認
したそうです。
袋井市の訪問団と分かれた後は、烏来の高砂義勇隊慰霊碑を訪問参拝します。3年前に
高砂義勇隊慰霊碑がこうむった悲劇についてはご存じの通りですが、すでに慰霊碑を囲っ
ていた竹垣は取り除かれています。9月にはその周りに配されていた日本語石碑なども戻
ってきて整備され、この11月半ば、改めて慰霊の場として再開いたします。ふるってご参
加ください。
日本李登輝友の会事務局
■日 程:11月11日(水)朝便で桃園空港→台湾新幹線で高雄へ。
12日(木)午前、鳥居信平の地下ダム、午後、奇美博物館見学。
13日(金)台湾新幹線で台北へ、烏来の高砂義勇隊記念碑参拝。
14日(土)午後便で帰国
■主 催:日本李登輝友の会
■主な内容:鳥居信平氏の故郷である静岡県袋井市が主催して、地下ダムのある屏東県を
訪問、本会もこの一団と現地で合流し、同行する旅です。13日、本会は袋井
市の訪問団と別れ、高砂義勇隊記念碑を訪問参拝します。
■参 加 費:会員 成田発ツイン 114,000円
成田発シングル 135,000円
*上記価格には、空港利用税や燃料特別税が含まれています。
*宿泊は参加者数やホテルの都合により、ご希望に添えない場合があります
のでご了承ください。
■定 員:30名
■申込締切:10月9日(金) (定員になり次第、締め切らせていただきます)
■一般参加:研修には本会会員以外の方も参加できますが、参加費は上記の会員価格プラ
ス5,000円となります(但し、申込時にご入会の方は会員価格とさせていた
だきます)。
■そ の 他:現地合流(11日夜高雄で合流、14日朝台北で解散)も対処したいと考えてい
ますので、ご相談ください(金額未定)。
■航空会社:チャイナエアライン(成田9:40発予定)
■手配会社:共栄ツアーズ(株式会社共栄、東京都知事登録旅行業第3-6208号)
■申込方法:下記のお手軽で簡単な「お申し込みフォーム」、または申込書に必要事項を
記載し、メール、FAXにてお願いします。お申し込みいただきましたら、
所定の書類を送付いたします。
*パスポートは3ヵ月以上の残余期間[有効期限が2010年(平成22年)2月
15日以降]が必要ですので、必ずご確認願います。
*10月10日以降キャンセルの場合、キャンセルチャージ(参加費の20%)が
発生します。
■お申込み:
お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp:80/cgi-bin/enquete/form0053.reg
E-mail:info@ritouki.jp
FAX:03-3868-2101
■お問合せ:日本李登輝友の会事務局:片木、佐藤
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
電話:03-3868-2111 Fax:03-3868-2101 E-mail:info@ritouki.jp
屏東県と高砂義勇隊記念碑訪問団ツアー 申込書
*お申し込みと同時にパスポートのコピーをFAX願います。
1、ご氏名
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3、年齢 歳
4、会員 一般(○で囲む)
5、出発地 成田 現地 その他( )
6、宿泊希望 シングル ツイン(○で囲む)
7、パスポート番号
8、パスポートの有効期限
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11、TEL
12、FAX
13、E-mail