安倍総理を総編集長に「安倍内閣メールマガジン」を発行

安倍総理自ら命名した「こんにちは、安倍晋三です」のコーナーも

 昨日(10月5日)、安倍内閣メールマガジンの創刊準備号が届きましたのでご紹介します。
総編集長は安倍晋三総理がつとめ、編集長は広報担当総理補佐官の世耕弘成氏です。
 このメルマガには安倍総理の生の声を届ける「こんにちは、安倍晋三です」というコー
ナーもあり、総理自ら命名したとのことです。下記に創刊準備号に掲載されたの「『美し
い国創り内閣』の発足」と題された「こんにちは、安倍晋三です」をご紹介します。
 また、このメルマガからは9月29日に行われた第165回国会における安倍総理の「所信表
明」演説の全文も閲覧できます。記者会見の模様なども分かります。
 訪中を控えていささか苦戦気味の安倍総理のようですが、これまで同様、日台関係につ
いては毅然とした姿勢を貫いていただけるものと確信し、台湾政策の更なる伸展を期待し
ています。
 なお、このメルマガの購読は首相官邸ホームページから登録できます。  (編集部)

■首相官邸ホームページ http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/index.html


【安倍内閣メールマガジン 創刊準備号】「美しい国創り内閣」の発足(2006/10/05)

[こんにちは、安倍晋三です]

●「美しい国創り内閣」の発足

 こんにちは、安倍晋三です。

 平成18年9月26日、第90代内閣総理大臣に就任いたしました安倍晋三です。戦後生まれ初
の総理として、重責を与えられたことに身のひきしまる思いです。国民のみなさまの期待
をしっかりと受けとめ、身命を賭して職務に取り組んでまいります。

 私は、毎日額に汗して働き、家族を愛し、未来を信じ、地域をよくしたいと願っている
すべての国民のための政治をしっかりと行っていきたい。そのために「美しい国創り内閣」を組織いたしました。

 かつて、日本を訪れたアインシュタインは、「日本人が本来もっていた、個人に必要な
謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って、忘れずにい
てほしい」という言葉を残しました。

 日本は、世界に誇りうる美しい自然に恵まれた長い歴史、文化、伝統を持つ国です。ア
インシュタインが賞賛した日本人の美徳を保ちながら魅力あふれる活力に満ちた国にする
ことは十分可能です。日本人にはその力がある、私はそう信じています。

 今日よりも明日がよくなる、豊かになっていく、そういう国を目指していきたい。世界
の国々から信頼され、そして尊敬され、みんなが日本に生まれたことを誇りに思える「美
しい国、日本」をつくっていきたいと思います。

 メールマガジンで総理大臣が直接、国民にメッセージ送るという取り組みは、小泉内閣
が始めました。私は、その初代編集長として、どんなメッセージを届けるか、内閣の政策
を理解してもらうには、どんな誌面構成がよいかと毎週頭をひねり、自らの考えも編集後
記の中で随分言わせていただきました。

 読者の反応は、するどいものです。自分の意見をにじませたときは、賛否両論を含めて
大きな反響をいただきました。直接対話の重みを実感させられました。

 メルマガ編集長をはなれてからも、私は、いろいろな人と話をする機会を大切にしてき
ました。

 いろいろな仕事を経験されて農業に再チャレンジした人。定年した後伝統文化の世界で
活躍している人。非行少年の就職を支援している人。ホームレスから立ち直った人。起業
を目指すフリーター。障害者が安心して外出できるようなまちづくりを訴える車椅子利用
者。高齢者の雇用に取り組んでいる企業などなど。

 日本全国北から南まで、大勢の方々と話し合ってきました。何かに挑戦しようとしてい
る人たちのご意見は大変参考になります。

 机上の議論だけでなく、実際にどういうことが必要なのか、何にみんなが困っているの
か、苦しんでいるのか、壁は何なのか、いろいろな人の話を聞いていくことが、本当に求
められている施策につながっていくものだと思います。

 私は、みなさんの声をよく聞いて、この国を自信と誇りがもてる国にしていきたい。チ
ャレンジ精神と熱意を持ち、国民のみなさんに、政府が何を考え、何をしようとしている
のか、私の言葉で、わかりやすくお伝えしていきたい。

 メールマガジンはみなさんと安倍内閣を直接つなぐ大切なホットライン。これを上手に
使って、開かれた内閣と安倍晋三個人の人間性をたっぷり紹介していきたいと思います。

 みなさんも、気軽にどんどん政府に対して、いろいろな意見を伝えていただきたいと思
います。

 おとといの朝、「赤い羽根共同募金」に寄付しました。官邸まで来てくれた女子高校生
が、私に赤い羽根をつけてくれました。毎日、国会審議で緊張が続いていますが、このと
きばかりは、すがすがしい気持ちになりました。(晋)

■安倍内閣メールマガジン]
 総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
 編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
 発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)



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