国立台湾歴史博物館(台南市)は、日本の国立民族学博物館(大阪府吹田市)と共同で
「平埔を見つめる:台湾平埔族の歴史と文化」特別展を2013年3月22日〜8月4日に開催します。
同展は、台湾の先住民族である平埔族の歴史と文化に焦点を当て、漢人の大量移民を経
た台湾社会の歴史と文化の変遷を最近の研究成果をもとに紹介するもので、日本の天理大
学付属天理参考館からも資料や複製品が出品されます。
また、特別展開催に合わせて3月21日、22日に国立台湾歴史博物館で「民族の歴史、文化
とアイデンティティー:台湾平埔先住民」国際学術シンポジウムも開催され、台湾、日
本、シンガポール、米国から最新の研究成果が発表され、台湾平埔族への理解を深めます。
このほか、同特別展終了後、2013年9月5日〜11月26日に日本の国立民族学博物館でも巡
回展として同展が開催される予定です。
◆「平埔を見つめる:台湾平埔族の歴史と文化」特別展
(看平埔―臺灣平埔族群?史與文化特展)
会期:2013年3月22日〜8月4日
会場:国立台湾歴史博物館 展示教育大楼4階特別展示室
台湾・台南市安南区長和路一段250号
主催:台湾・国立台湾歴史博物館、日本・国立民族学博物館
共催:国立台湾博物館、天理大学付属天理参考館
◆「民族の歴史、文化とアイデンティティー:台湾平埔先住民」国際学術シンポジウム
(「族群?史、文化與認同:臺灣平埔原住民」國際學術研討會)
日時:2013年3月21日(木)、22日(金)
会場:国立歴史博物館 展示教育大楼円形劇場
台湾・台南市安南区長和路一段250号
詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
国立台湾歴史博物館 http://www.nmth.gov.tw