国民民主・立民・維新の超党派議員団が前原議員を団長に7月2日から訪台

 7月2日から4日にかけ、台湾側の招待により、国民民主党の前原誠司・代表代行を団長とし、立憲民主党の渡辺周・元防衛副大臣と日本維新の会の藤田文武・幹事長が副団長をつとめ、国民民主党、立憲民主党、日本維新の会の国会議員12名が台湾を訪問します。

 6月22日に記者会見を開いた前原議員らは、訪台中は蔡英文総統との会談や総統選に立候補している台湾民衆党の柯文哲氏や中国国民党の侯友宜氏とも会談することを発表しました。

 実は、台湾側が前原議員にこの訪台を招待したのは、昨年7月に前原議員は、石破茂・元防衛庁長官(自民)と浜田靖一・元防衛大臣(自民)を共同団長とする超党派の「新しい日本の安全保障を考える超党派議員の会」の一員として7人で訪台予定でした。

 このときの訪台団は7人からなり、石破、浜田、前原(国民)、長島昭久・元防衛副大臣(自民)、渡辺周・元防衛副大臣(立民)、清水貴之・参議院議員(維新)、北神圭朗・元内閣総理大臣補佐官(無所属)でしたが、前原、渡辺、北神の3氏が新型コロナウイルスに感染したために参加できなくなり、石破、浜田、長島、清水の4議員の訪問となりました。

 そこで、このとき訪台できなかった前原議員に台湾側が呼びかけ、前原議員が立民と維新にも声をかけ、超党派の枠組みになったそうです。

 どのような形でも、政府間対話ができない現在の日台関係の中では、国会議員の訪台は重要です。8月には日本維新の会が単独で台湾を訪問するとも漏れ聞いています。この議員外交が成果をもたらしてくれることを期待しています。

—————————————————————————————–立民・維新・国民民主の議員団が7月に訪台 蔡総統らと面会【産経新聞:2023年6月23日】https://www.sankei.com/article/20230622-X4W6BIESN5OO3IDYSOLINXKD6A/

 立憲民主、日本維新の会、国民民主の野党3党の衆参両院の国会議員ら12人が7月2日〜4日の日程で台湾を訪問する。

 国民民主の前原誠司元外相が団長を務め、蔡英文総統ら要人との面会を予定している。前原氏らが22日、国会内で記者会見して発表した。

 前原氏は会見で「台湾は日本と自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配などの価値観を共有する大事な友人で、経済的関係や人的往来も密接な関係にある。野党も台湾を大切にしているということをお伝えしたい」と述べた。

 立民の渡辺周元防衛副大臣、維新の藤田文武幹事長がそれぞれ副団長を務める。この野党3党での訪台は初めて。台湾側から招請を受けた前原氏が立民と維新にも声をかけ、超党派の枠組みになったという。

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