高雄市のガス爆発事故に対する台湾の関心は高い。9日夜には被災地と被災者を支援するため、
台湾テレビ、中国テレビ、全民民間テレビ、衛星テレビ協会が共同で「愛を広げよう、台湾頑張
れ」という4時間の義捐金募金番組を生放送、約1億9100万円が集まったという。
台湾テレビ、中国テレビ、全民民間テレビ、衛星テレビ協会が共同で「愛を広げよう、台湾頑張
れ」という4時間の義捐金募金番組を生放送、約1億9100万円が集まったという。
すでに本誌でお伝えしているように、高雄市と都市協定を結ぶ日本の4自治体(八王子市、加賀
市、熊本県、群馬県)が義捐金の受付をしている。
台湾・高雄爆発、チャリティー番組で1億9000万円の募金集まる
【中央通信社:2014年8月10日】
(台北 10日 中央社)30人が死亡、300人以上が負傷した高雄での大規模爆発事故を受け、台湾
のテレビ局は9日夜にチャリティー番組を放送し、10日午前0時半までに5619万台湾元(約1億9100
万円)の募金が集まったことが分かった。前日には日本でイベントに参加していた歌手のジュ
ディ・オング(翁倩玉)も故郷のために駆けつけ、ほかの出演者らと歌や祈りを捧げた。
中国テレビ(中視)、台湾テレビ(台視)、民間全民テレビ(民視)などと共同で放送されたこ
のチャリティー番組には、4時間の放送時間中、ショウ・ルオ(羅志祥)、レイニー・ヤン(楊丞
琳)、シンディー・ワン(王心凌)、ヴァネス・ウー(呉建豪)ら多くの芸能人らが出演した。
ジュディは「以前よく歩いた街があのような状況になり、大きなショックを受けた」と話し、友
人らから預かった20万元強(約68万円)の募金を被災地に届ける考えを示した。また、版画作品を
チャリティー出品したところ、すでに企業が100万元(約339万円)で購入する意向を示したとい
う。
(鄭景ブン/編集:齊藤啓介)