台湾の李登輝之友会一行31名が本会との交流のため来日

本日から神奈川・東京・山梨で交流

 昨22日、前総統府国策顧問の黄崑虎総会長を団長とする李登輝之友会の一行が午後1時
過ぎ成田空港に着いた。一行は明日から本会の本部役員や神奈川県・山梨県支部などと
交流し、26日に帰台の予定。

 李登輝之友会は本会の台湾側カウンターであり、本会が育桜会(園田天光光名誉会長)
とともに昨年から桜の苗木を李登輝之友会に寄贈していることから、成田空港には本会
の柚原正敬常務理事・事務局長と育桜会の松前孝廣理事長が出迎えた。

 一行は、黄崑虎総会長ご夫妻をはじめ、蔡淑美・李登輝之友会執行長、黄天麟・前総
統府国策顧問、張震天・新竹市李登輝之友会会長、何春樹・台中県李登輝之友会会長(台
湾高座会副会長)、沈長庚・台湾大学教授、沈柏青・高雄医学院教授など31名からなり、
成田空港から東京湾横断道路を使って「海ホタル」などへ立ち寄ってから、横浜のホテ
ルに投宿した。

 本日からは、本会神奈川県支部(略称・神奈川李登輝友の会。石川公弘支部長)の案
内により、まず台湾と縁が深く、李登輝前総統が揮毫された扁額を社殿に掲示する江の
島の児玉神社に参拝、大和市では台湾少年工ゆかりの台湾亭などを見学する。

 夕方には東京に入り、本会の小田村四郎会長が主宰する歓迎晩餐会に出席。晩餐会に
は本会理事をはじめ、育桜会の園田天光光名誉会長や「桜植樹式とお花見ツアー」参加
者など、日台併せて90名近くの人々が参加する予定だ。

 明日(24日)は午前中、靖国神社に参拝し、一路、山梨県へ向かう。山梨では山梨県
支部(梶原等支部長)の案内により山梨県立美術館などを見学した後、山梨李登輝友の
会が甲府市内のホテルで主宰する歓迎晩餐会に出席する。

 25日は昇仙峽や石和のワイン工場など山梨県内を巡った後で東京へ戻り、夕刻から台
北駐日経済文化代表処の許世楷代表が主宰する晩餐会に臨み、翌26日に帰国する。

 一行には、本部事務局から柚原事務局長、片木裕一理事(事務局次長)、薛格芳理事
(青年部福部長)が手分けして同行する。

 本会は、設立の翌年(平成15年)9月、台湾正名運動デモに小田村四郎副会長(当時)
を団長として50名を超える公式訪問団を組んで訪台したのをはじめ、李登輝学校研修団
や桜植樹式とお花見ツアーなどで李登輝之友会との交流を毎年続けているが、李登輝之
友会がこれだけの人数をもって来日するのは初めてのこと。今回の来日を稔り多い交流
の場とするとともに、毎年、相互訪問して交流を深めていきたいものだ。 (編集部)