日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism Organization)は1月16日、訪日外客数を発表し「2017 年の訪日外客数は前年比19.3%増の2,869万1千人で、JNTO が統計を取り始めた1964 年以降、最多となった」と発表した。
トップ3は、1)中国:735万5,800人、2)韓国:714万200人、3)台湾:456万4,100人。中国と韓国は初めて700万人を突破して過去最高となり、台湾も昨年の416万7,512人から約40万人(9.5%)増え、昨年の過去最高を上回った。
ちなみに、台湾から初めて200万人を突破した2013年以降の訪日者数は下記のとおり。
・2013年:221万0,821人(50.8%増)・2014年:282万9,821人(27.9%増)・2015年:367万7,075人(29.9%増)・2016年:416万7,512人(13.3%増)・2017年:456万4,100人(9.51%増)
なお、日本から台湾への訪問者数は、台湾の交通部観光局ではまだ昨年12月の集計がすんでないようで発表に至っていない。1月から11月までの総計は171万1,397人。2016年が189万5,702人だったから12月に18万4,306人以上であれば、日本からも過去最高を記録することになる。
ちなみに、2013年以降の日本からの訪台者数は下記のようになっている。
・2013年:142万1,550人(3.01%減)・2014年:163万4,790人(15.0%増)・2015年:162万7,229人(0.46%減)・2016年:189万5,702人(16.5%増)