台北では陳唐山外相など1200人がお出迎え

台湾に帰られた李登輝前総統を出迎えたのは、陳唐山・外務大臣や黄昆輝・台
湾綜合研究院副理事長をはじめ1,200人もの人々だった、と本日未明発行のメール
マガジン「台湾の声」が伝えています。
 空港で訪日の印象を語った中に、李登輝前総統は「海外にいても思いを馳せる
のは台湾という母なる土地だ。今後、努力すべきは台湾の民主化、台湾という国
家の正常化だ」と強調されたそうですが、「台湾の父」ここにあり、と示してい
るようで、思わず心を揺り動かされました。勇気を与えられます。 (編集部)


李登輝さん帰台、1200人出迎え
李登輝前総統が空港で「台湾アイデンティティーの強化と正名運動の推進に努め
一日も早く台湾国家の民主化と正常化を完成しよう」と声明
【メールマガジン「台湾の声」 1月3日1時35分】

 先月27日より観光で日本を訪れていた李登輝元大統領が今晩(2日)空路、蒋
介石空港に降り立ち、陳唐山・外交部長、黄昆輝・台湾綜合研究院副理事長およ
び、1,000人余りの民衆の出迎えを受けた。空港警察によれば、出迎えに集まった
民衆は1,200余名。
 李登輝さんは宣伝カーに立って、日本観光の収穫と、新年にあたって台湾が進
むべき方向を示した。
 「日本の文化、国民の生活は進歩の中に伝統が失われずに維持されているのを
目にし、また京都大学を訪れ61年ぶりに師をたずねることができた。人生で得が
たい、学びと思いの旅だった。すばらしい景色、現地の人々の温かい心に触れる
ことができた。だが、海外にいても思いを馳せるのは台湾という母なる土地だ。
 今後、ともに努力すべきなのは、台湾の民主化、台湾という国家の正常化だ。
主権国家が持つべき権利を享受すべきである。
 今回の日本観光では、大多数の日本の民衆の歓迎を受けた。これは台湾と日本
の関係が、1972年以来、最も良い状態であることを示している。台・日関係
は、我々が黙々と努力することで、日本の評価を得ることができたのだ。
 今年は、台湾アイデンティティーの強化を進め、正名運動の推進を加速し、一
日も早く台湾国家の民主化、正常化という目標を実現すべきだ。台湾のために、
団結し、ともに努力してほしい」
           (台湾・中央通訊社などより「台湾の声」編集部編訳)


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