かしい故郷を思い出して欲しいと思い、「フルーツ王国」台湾のマンゴーやライチ、ポン
カンなどの美味しい果物をご案内しています。マンゴーは平成17(2005)年から、ポンカ
ンは平成18(2006)年から、ライチは平成20(2008)年からご案内しています。
台湾のアップルマンゴーは今やすっかり定着した感があります。宮崎産のアップルマン
ゴーと美味しさや瑞々しさほぼ同じだが、安いと大好評です。
近年はライチの評判がうなぎ登りに上がっています。日本ではなかなか台湾の新鮮な生
ライチを食べる機会はありません。その大きな理由は、旬の期間が短いことです。約1ヵ月
しかありませんから、気づいてみたら終わっていたということが少なくないようです。
本会がご案内しているライチは2種類。日本名「ドラゴンライチ」こと玉荷包と黒葉ライ
チ。ライチの最高品種と言われる玉荷包は高雄市大樹区産です。また台湾の人々が好む黒
葉ライチは台中市大屯、南投県民間郷、水里郷産です。
玉荷包の重要拠点となっているのは、本会が取扱い当初からご案内の高雄市大樹区。こ
の大樹区産の玉荷包が5月29日、大阪に150トン規模で上陸するそうです。下記にそのニュ
ースをご紹介します。
なお、今年の台湾は春先の気候が良くライチの収穫時期が早まっています。ご案内で
は、ドラゴンライチ(玉荷包)の配送予定は6月初旬となっていますが、10日ほど早まり、
日本への第1便到着が5月末、第2便が6月5日ころになる予定ですので、到着次第に配送する
ことになります。また、ライチ(黒葉)の配送予定は6月末となっていますが、やはり10日
ほど早まる予定です。
高雄産高級ライチ、大阪へ 旬の味を日本でも
【中央通信社:2013年5月22日】
(高雄 22日 中央社)高雄市で生産されるライチの最高品種「玉荷包」が今月29日、大
阪に150トン規模で上陸する。本場・台湾と同じタイミングで、旬の短い高級ライチを味わ
うことができる。
高雄市大樹区は「玉荷包」産地の重要拠点で、生産量は台湾全体の70%以上、約2000ヘ
クタールの栽培面積から生まれる同品種の年間売上高は、10億台湾元(約34億円)に達する。
また、大樹産パイナップルの高級ブランド「金鑽」(ゴールデン・ダイヤモンド)もラ
イチとともに日本へ出荷され、市ではこれに合わせて大阪と仙台で高雄フルーツのPR活動
を行う。
高雄市政府は昨年6月にも大阪と仙台でライチとパイナップルの販促を展開、ジューシー
で甘い香りの金鑽と種が小さく食べ応えのある玉荷包は大変な評判で、消費者のみならず
日本の業者が軒並み絶賛、初めての台湾フルーツを口にした子供たちにも大人気だった。
市の関係者は出荷準備に追われているが、今年も高雄ならではの旬の味を日本の人々に
届けたいと自信たっぷりの笑顔を見せている。
(編集:荘麗玲)