中正紀念堂の名称を「国立台湾民主記念館」へ正式改名

「中正紀念堂」を改名 台湾・陳政権

【5月10日 西日本新聞】

 【台北9日遠矢浩司】台湾の行政院(内閣)は九日、故・蒋介石総統をたたえる中正
紀念堂の名称を「国立台湾民主記念館」へ正式に改名した。今後、建物の正面に掲げら
れている額の掛け替えなど、改名作業を順次行う予定。同日開いた院会(閣議)で中正
紀念堂管理所条例の廃止を決め、立法院(国会)に送った。

 陳水扁政権が進める「脱中国化」や蒋氏の権威否定政策の一環。蒋氏がかつて率い、
現在は野党となっている中国国民党は強く反発している。

 同紀念堂は、日本人観光客も多く訪れる台北市有数の観光名所。建物内部には巨大な
蒋介石像があり、軍の衛兵に守られている。この像の撤去問題が今後の焦点となる。


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