中国の「植民地支配」は許されない [日本会議 国民運動関連情報]

【3月19日 日本会議 国民運動関連情報 通巻第264号】

日本会議事務総局 担当:江崎道朗 アドレス me@nipponkaigi.org

 「チベットは大東亜戦争中、日本の味方をしていたんです」

 ぺマ・ギャルポ先生から以前、こう聞いたことがあります。戦前、独立国家だったチ
ベットは、戦後、日本の敗北とともに、中国共産党によって武力侵攻され、現在まで、
過酷な植民地支配を受けています。その責任の一端は、中国共産党を支援し、アジアの
安定勢力だった我が国を敵視した、アメリカの間違った外交政策にあります。

 と同時に、植民地支配の打倒を戦争目的に掲げた我が国も、大東亜戦争の理想を思い
起こし、アジア最後の植民地帝国である中国共産党政府に対して、植民地支配を放棄す
るよう働きかける責務があるのではないでしょうか。

 インドネシアのサイデマン中将が以前、「日本には、中国という植民地主義国家を打
倒する責任があることを忘れてもらっては困る」と、語っていたことを思い起こします。

 関連して、3月22日には、台湾では総統選挙があります。この台湾の命運もまた、我
が国が先の戦争で敗北したことと関係しています。吾々は、自由と繁栄のアジアを構築
するためにも、台湾独立派の候補の勝利を切実に願わざるを得ません。

 日本会議としても、日本李登輝友の会のメンバーとともに台湾総統選挙支援のため、
代表団を派遣する計画です。詳細は、追って『日本の息吹』等で報告できると思います。


【東京のFさんより】 チベット暴動−北京オリンピックの中止を!

町村信孝官房長官「双方、自制を」中国政府に異例の要請(産経新聞3/15)

 町村信孝官房長官は15日夜、チベット暴動をめぐり「かねてよりチベットの人権問題
には関心を持っていた」とした上で、「基本的には中国の国内問題とはいうものの、双
方が自制して混乱が拡大しないことを望みたい」と述べ、チベット側とともに、中国政
府の対応に懸念を表明した。都内で記者団に述べた。政府高官がチベット問題で中国側
に自制を求める発言をするのは異例。

 また同日夜、児玉和夫外務報道官は「わが国は、中国チベット自治区ラサ市において、
市民と当局の衝突により死傷者が出ている現在の状況につき、懸念し注視している。関
係者の冷静な対応を求め、今回の事態が早期に、平和裏に沈静化することを強く期待す
る」とする談話を発表した。

 日本政府は従来から「チベットの地位をめぐる問題は中国の内政問題だ」(平成15年
4月、日中外相会談での川口順子外相=当時)と、中国政府の主張を支持する立場をと
って批判されてきた。チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が昨年11月に来日
した際は「宗教活動」として入国を認めたが公式には接触せず、昨年12月の日中首脳会
談でも、チベットの人権問題が話題に上ることもなかった。

 ただ最近は東シナ海のガス田開発や、中国製ギョーザ中毒事件での中国側の対応に対
する不満が国内で出ていることもあり、異例の「自制要請」となったようだ。(引用終
わり)

 チベットは、清や中華民国政府が中国大陸を支配していた1940年代までは独立国家1
国による領域であったが、1950年の朝鮮戦争の勃発のすきをねらって、中華人民共和国
の軍事侵略を受けた。現在は上記領域の大部分(チベット民族の伝統的分布範囲とほぼ
一致)を中華人民共和国が実効支配し、二つの省級の自治体と、隣接する3省に分属する
4つの自治州などに行政区画し、現在もその統治下にある。

 1955年─1959年に「中華人民共和国政府による占領、併合」に抗議するチベット動乱
が勃発して十数万人のチベット難民が発生、チベット亡命政府のもと、異議申し立てが
行われている。

 この延長線上での、チベット僧侶を中心とした民衆の反中国の抗議デモであった。こ
の抗議デモに対する中国の対応がすさまじい。とても北京オリンピックを開催できる国
とは思えない。即刻中止を訴える、各国の動きが出ている。当然のことである。

 わが国の毅然とした対応が求められている。


【日本会議大阪の丸山さんより】 統一国家でない中国−チベット騒乱

 去る10日にチベット動乱から49年を迎えラサで僧侶らが抗議デモを起こし、その後、
抗議活動が拡大、店舗、車両に放火も大規模な騒乱事件に発展し、胡政権は武力行使を
含めた強行姿勢で制圧する方針を明確にした。新華社通信はこの暴動で10人死亡と報じ
ているが、別の報道機関によれば80人以上死亡との住民証言もある。

 北京五輪が間近に控えているにもかかわらず、チベット自治区はじめウイグル自治区
でも独立の動きが出、さらにそれを鎮圧する方針であることは、中国の多民族政策が決
してうまくいっているだけでなく、かつての独立国の主権を奪うだけでなく、人民への
生活圧迫を課している中国の実態が浮き彫りになった事態である。しかもチベット自治
区は国の資金を重点的な投入し、経済発展に力を入れていたところである。

 つまり他民族の宗教や文化への尊重がなければ経済発展だけではまとまらないのであ
る。チベット民族は非常に穏和でおとなしい民族であってでもある。

 中国は、台湾にも将来的には武力恫喝を考えており、北京五輪を前にしてなんとして
も大きな問題にならないように武力で鎮圧しようとしているのであろう。

 一刻も早い事態収拾が望まれるが、わが国政府の中国政府への自制の働きかけも大事
であろう。

 小生などは中国内の騒擾事件を見るときに、この国は今日でも統一国家ではないこと
を痛感する。一体、どのように統合しようとしているのか。この国も北朝鮮と似た性格
があるのだ。


【大阪のNさんより】それにしましてもyoutube、すごいです。

http://jp.youtube.com/watch?v=b0gw_WbfFMQ
http://jp.youtube.com/watch?v=0L5ubd4RHuk
http://jp.youtube.com/watch?v=KoW72hMWerI
http://jp.youtube.com/watch?v=G4VdYjfFjeY
http://jp.youtube.com/watch?v=T3PNvHm4y4I
http://jp.youtube.com/watch?v=Uizyn_hSNoo
http://jp.youtube.com/watch?v=hZ8Ix4b8_JM

 これは必見。
 http://jp.youtube.com/watch?v=26ueDJQ5rB0

 政府・自民党へ北京オリンピックボイコットの声を集中しようではありませんか。



投稿日

カテゴリー:

投稿者: