【読者の声】 なんというNHKの異常さ 日本海呼称問題

●なんというNHKの異常さ  田中 秀雄(近現代史研究家)

 来年のNHKの大河ドラマは「清盛」ですが、NHKはなんという異常さでしょうか、
皇室を「王家」と貶めています。王家という以上、「易姓革命」が可能なのです。

 つまり、天皇に代わる主権者が出てきてもおかしくないという歴史観を持っている証拠
です。どこかの外国の手先でなければ、こんな物言いはありえないでしょう。

◆NHK大河ドラマ「平清盛」
  http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/pre/03/index.html

◆NHK大河ドラマ「平清盛」─主な人物関係
  http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/pre/03/diagram.html

*同感です。このホームページでは「王家(天皇家)の後継争いに始まった保元・平治の
  乱」という記述もあり、「天皇家」という表現もしています。単に「皇室」と表現す
  ればすむものを、なぜ「天皇家」とか「王家」などと表現しなければならないのでし
  ょうか。皇位継承問題のとき「天皇家」を多用する識者がいましたが、その論は信用
  できませんでした。NHKには「皇室解体」という底意があるのかもしれません。こ
  の問題は台湾問題とは直接には関係しませんが、台湾にはNHKの大河ドラマを楽し
  みにしている人がたくさんいますし、日本の根幹に関わる問題ですので紹介しました。

●日本海呼称問題  N・S(会員・神奈川県)

 先日、発表された米国国防総省の「Military and Seculity Developments Involving the
People’s Republic of China 2011」の21ページに地図があります。北海道と沿海州の間
の海を「East Sea」と記載しております。これは韓国の主張に沿ったもので、日本として
は絶対認められないと思います。

 実は昨年版にも同様の記述がありましたので、外務省に「抗議すべき」と意見をしてお
きましたが無視されたようです。同時に、読売新聞にも注意を喚起する意見を送りました
が、これもナシのつぶて。昨年は鳩山の普天間問題や小沢の中国朝貢団などの問題があり
ましたので米国の意趣返しかなとも思ったものです。でも、今年もまたやられました。

 2年続けて「東海」と書かれると、ついに我が国は米国にとって韓国以下の存在でしかな
いのか、と。情けない限りです。

 8月10日の読売朝刊に「米は『東海』使わず」との記事が出たばかりです。その直後に発
表された国防総省のレポートに「東海」と記述されたのですから、厳重抗議をすべき案件
と存じます。

 個人で官庁やマスゴミに意見をしても無視されるだけ。李登輝友の会として米国に異議
申し立て、外務省に抗議、マスゴミに知らんぷりをさせないよう、この件、取り上げてい
ただきたくメールしました。

 特に外務省はそのHPの中にわざわざ「日本海」という別項を設けて「日本海の呼称は
国際的にも認められており、米国のすべての連邦政府機関は『Sea of Japan』の使用を義
務付けられています」とまで書いています。ここまで書いている以上、看過できないはず
です。

 「日本海呼称問題」も是非会として取り上げていただきたいテーマの一つです。

 なお、当レポートは台中海峡の軍事的状況についても詳細に分析しております(むしろ
それが中心テーマ)ので、当会としても読んでおくべきと思います。今年は中国空母につ
いてもかなり言及されております。必読レポート、とは言い過ぎでしょうか。

 また、このレポートは米国国防総省のホームページの中で提供されております。過去の
レポートも入っておりますので「2011年版」を見てください。

正式名:ANNUAL REPORT TO CONGRESS Military and Security Developments Involving
the People’s Republic of China 2011

http://www.defense.gov/pubs/pdfs/2011_cmpr_final.pdf#search=‘ANNUAL REPORT TO CONGRESS’

*確かにこのレポートの21ページに掲げる図版で日本海が「East Sea」と表記されていま
  す。このような問題は、放っておけば定着しかねず、これは外務省が米国国防総省に
  厳重抗議すべきでしょう。外務省に国民の声を届けたいものです。台湾に関しても、
  外登証問題、地球儀問題、住民票問題、地図帳問題、戸籍問題などたくさんあります
  が、すべて台湾を中国の一部とする表記問題です。放っておけば中国の言い分を認め



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