【読者の声】靖国参拝は春と秋の例大祭が好ましい [TK生]

安倍首相は終戦記念日の靖国神社参拝を避けられました。

 終戦記念日の参拝は、欧米(日本を含む)の植民地として翻弄されたアジアの国々、
そして、内乱に明け暮れした国の歴史を遡れば、ある国によっては、好ましからぬ歴史
であり、それを思いやる心があっても良いのではないかと考えます。

 しかし、春と秋の例大祭での参拝であれば、明治維新以降に亡くなられた、日露戦争
の戦死者の御霊も含めて、お祀りされているわけですから、中国といえども絶対阻止と
は言っておれないのではないでしょうか。

 何故ならば、もし日露戦争で日本が勝たなければ、満州は勿論のこと朝鮮半島とてソ
連領となり、ソ連邦崩壊までロシア領となっていた可能性が高いのではないでしょうか。

 先日の全国戦没者追悼式での安倍首相の式辞は「……我が国は、戦争の反省を踏まえ、
不戦の誓いを堅持し、世界各国との友好関係を一層発展させ、国際社会の先頭に立ち、
世界の恒久平和の確立に積極的に貢献していくことを誓います。国際平和を誠実に希求
する国家として、世界から一層高い信頼を得られるよう、全力を尽くしてまいります」
と述べられています。

 国民として、安倍首相の参拝は近隣諸国に波風を立てない、靖国神社が最も重要する
祭礼が執り行われる春と秋の例大祭が好ましいでしょう。

 戦前・戦後を通しての歴代首相の参拝日も例大祭かその前後という例が多く、自然で
もあるように思います。                         以上

●本誌でも指摘しましたように、首相の靖国参拝はいつでもいいのであって、特に春秋
 の例大祭なら申し分ないのですが、いつでも参拝できる状況が望ましいのは言うまで
 もありません。8月15日は特別な日であり、安倍首相の戦後レジームの見直しはここか
 ら始まると期待する人々が少なくなかっただけに、残念です。その点で8月15日参拝を
 続ける小泉前首相の姿勢は立派です。(柚原)


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