【読後感2】櫻井よしこ氏の簡潔明瞭な当を得た文面 [三重 服部 香苗]

『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』の読後感を募集中!

■『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』の読後感を募集中!

 10月末に全国書店で発売された李登輝前総統の来日記録集『李登輝訪日・日本国への
メッセージ』(日本李登輝友の会編、まどか出版)は好スタートを切っています。
 本書に添付の「読者カード」も出版社に届き始めており、読後感を本会に送って来ら
れる方もいます。
 そこで、本誌では「読者カード」や本誌に寄せられた「読後感」を順次ご紹介してま
いります。本書を読まれた方は、短いものでも長いものでも結構ですので、どうぞお気
軽に読後感をお寄せください。
 なお、この「読後感」は、李登輝前総統にもお送りして読んでいただきます。ふるっ
てお寄せください。                         (編集部)


櫻井よしこ氏の簡潔明瞭な当を得た文面

              三重県四日市市 服部 香苗(李登輝学校研修団5期生)

拝啓 日頃の日台友好に関するご活躍に深く敬意と感謝を申し上げます。

 先日は『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』の購入を依頼しましたところ、早速郵
送され拝読しました。柚原事務局長の随行記から、柚原様をはじめ事務局の方々の筆舌
に表わせないご苦労とご配慮が推察できます。ご苦労様でした。

 本書の中では、櫻井よしこ氏の簡潔明瞭な当を得た文面に全く同感すると共に感銘を
受けました。

 それにしても、中尊寺の対応と成田空港の中国人暴漢事件は残念なことでした。しか
し、「第5期李登輝学校」での李登輝前総統の政治家を超えて文人、哲人としての人柄を
目前にして講演をお聞きできたことは終生忘れられないことです。その講義の中で李登
輝前総統が夏目漱石の「則天去私」について語られましたが、私の座右の銘としていき
たいと思っています(とても到達できないことですが少しでも近かづきたい心境)。

 また、日本人に対する思いと期待に、歯がゆさを感じながらもあの迫力で語られた熱
情に本当に現代の日本人(小生も)が忘れていることの真理を呼び覚ましてもらった気
がします。

 このようなことから、李登輝前総統は少々のアクシデントに動揺されることはないと
思いますし、次回には「奥の細道」の探訪の後半をぜひ実現されることを切望して止み
ません。

 李登輝氏と奥様並びにご家族の健康と安寧をお祈りいたします。



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