紹介するばかりでなく「Tanaka Miho、栖來光、一青妙、Ueda Da、Looky Kao、TakahashiIkutomo」とともに日本語に翻訳して紹介しています。
倒壊した12階建てのビル「雲門翠堤」のニュースに関心が行くのは当然ですが、花蓮市内の生活がどうなっているのか気になっていたところ、ユースホステル「洄瀾窩國際青年旅舍」が伝えるところによれば、花蓮市内は「ほぼ普段の暮らしを取り戻し」「今のところ、不足の物資もなければ公共交通機関も問題なく動いており、皆さんと変わらぬ日常を送っています」ということです。
そして「皆さんが我々のために何かしたいとお考えくださるのであれば、ぜひ花蓮にいらしてください。皆さんが花蓮においでくださることが、一番うれしいのです」とつづっています。
花蓮を訪れるということが支援になるのかと、とても新鮮な思いで受け止めました。下記に全文をご紹介します。
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https://www.facebook.com/hualienwow/posts/1497695603662543
関係各位
各方面からのお悔やみとお気遣い、誠にありがとうございます。
今回の花連地震で、大きな被害となった場所の多くは断層の上部にあったもので、その他はそれほど大きな影響を受けておりません。たとえば地震当日、夜中2時に台北を出発した最終列車も、通常通り運行されました。
花蓮に住む私たちは現在、家の片付けに追われながら、地震による大きな影響も感じ始めています。 というのも、ニュースで伝えられる状況だけでなく、ほぼ普段の暮らしを取り戻しているからです。
今のところ、不足の物資もなければ公共交通機関も問題なく動いており、皆さんと変わらぬ日常を送っています。
もしも、皆さんが我々のために何かしたいとお考えくださるのであれば、ぜひ花蓮にいらしてください。皆さんが花蓮においでくださることが、一番うれしいのです。
災害の起きた恐ろしい地域だと避けられることほど、悲しいことはありません。
洄瀾窩國際青年旅舍 Hualien Wow Youth Hostel
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花蓮県ホテルビジネス協会 プレスリリース
2月6日の深夜、花蓮地区で震度7の強い地震が発生しました。非常に心痛むことですが、現在、皆様のご協力とご支援を受けながら、県内全域にわたって修復を進めておりますこと、心より感謝申し上げます。
今回の地震に関して、2月分のホテル予約をされた方については、事前支払いもしくは一部支払いに関わらず、全額払い戻し、もしくは今年5月末まで予約延長することができます。各自、予約された宿泊施設にお問い合わせください。
花蓮は地震の多い地域のため、建物は非常に頑強に建てられています。今回、震度7に達する大きな地震で、被害もありましたが、花蓮の建物や交通施設のほとんどは無傷です。さらに、観光がメインとなっている花蓮では、90%の市民がなんらかの形で観光業に関わっています。そのため、本協会としては、花蓮への旅行を取りやめるのではなく、皆さんがお越しになることで花蓮の復興を支えてくださるよう、心よりお願い申し上げます。
花蓮は引き続き、頑張って参ります。
翻譯校對協力:Tanaka Miho、栖來光、一青妙、Ueda Da、Looky Kao、Takahashi Ikutomo