著者の林さんは東大留学、医学博士。そして台湾「正名運動」の創設者にして台湾独立
運動の闘士としても知られる。アリババのCEOに似た風貌をしておられる。いつ会って
も元気いっぱい、日本人に元気を配って歩くような人だ。
さて、林医師の最新作は中国を悪性のガンと診断するところからはじまり、最後の処方
箋となると、日本と台湾が協力すれば、この悪性ガンの転移は防げるというもので、中国
そのものがいずれ地球を蝕むガン細胞という視線は新鮮である。
林さんはかく曰く。
「中国を理解するというのは、その本質を自然科学の観点から探求しなければ、核心を衝
くことは難しい。日本では自然科学的な発想で政治を分析したりすることは少ないのだ
が、政治を含めた人間のすべての行為は自然の原理から離れることはできない」
それゆえに林医師は続ける。
「後藤新平は『生物学的原理』に基づいて台湾統治を行った。かれはまずヒラメを鯛にす
ることは出来ないという生物学的違いを認め、台湾人と日本人の違いをしっかり理解した
上で統治の方針を決めると、それを実行した(中略)百年以上経って今も、台湾で生きて
いる」
中国分析を日本と台湾からみる視座がユニークである。
【宮崎正弘の国際ニュース・早読み:平成24(2012)年12月18日】
林建良(りん・けんりょう) 1958(昭和33)年、台湾・台中市生まれ。1987(同62)年、
日本交流協会奨学生として来日。東京大学医学部博士課程修了。医学博士。「台湾正名運
動」の発案者。現在、メルマガ「台湾の声」編集長、日本李登輝友の会常務理事、台湾独
立建国聯盟日本本部中央委員、台湾団結聯盟日本代表、日光日台親善協会顧問。主な著書
に『日本よ、こんな中国とつきあえるか?─台湾人医師の直言』、漢文版『母親 e名叫台
湾─「正名運動」縁由』、共著に『中国の狙いは民族絶滅』など。
・書 名:『中国ガン─台湾人医師の処方箋』
・著 者:林 建良
・体 裁:四六判、並製、228ページ
・版 元:並木書房
・定 価:1575円(本体1500円+税)
・発 売:2012年12月20日予定
◆主な内容
1 中国という名のガン細胞
なぜ中国はガンなのか? 中国ガンに奪われた大気 ガン細胞に汚染された水 ガン
細胞が造った不吉な塊「三峡ダム」 犯罪は中国ガン細胞の本能 中国経済のガン細
胞体質
2 世界に転移する中国ガン
中国毒を世界中にまき散らすガン細胞 アフリカで展開する中国の石油戦略 孔子の
仮面を被ったガン細胞 中国人留学生が学術の殿堂を破壊
3 中国人も中国ガンに苦しんでいる
ガン細胞に食い散らされた国土 核汚染で住めなくなる中国 地獄の中に天国はない
海外に逃げる中国の高官たち
4 中国ガンは退治できる
これ以上待てない中国ガン対策 香港の中国に対する嫌悪感が深まっている 日台連
合で中国ガンを退治できる
◆頒 価:会員:1,300円 一般:1,400円 (送料:1冊=160円)
*日本国内のみ
*入会ご希望の方も会員価格
◆お申込:申し込みフォーム、またはFAX・メールにて。
申し込みフォーム:http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0136.reg
◆申込先:日本李登輝友の会
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp
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