ため友好交流の覚書(MOU)に調印した。「台湾週報」が伝えているので、下記に紹介したい。
これは、今年の4月21日、双方の港湾間におけるクルーズ船や物流サービスの促進、港湾での作
業や運営面の効率化などを目指し、那覇港管理組合と台湾の高雄港など主要港湾を運営する台湾港
務が締結した「パートナーシップ港に関する合意書(MOU)」の締結に続く快事。日本も台湾も
海洋国家として、港湾関係の提携は願ってもないことだ。心から祝意を表したい。
台湾港務基隆支社と熊本県八代港が友好交流の覚書(MOU)に調印
【台湾週報:2015年8月12日】
台湾港務基隆支社(台湾港務股[人分]有限公司基隆分公司)と熊本県八代港は、業務交流を強化
するため、8月10日、台湾港務基隆支社の蔡丁義・総経理(支社長)と中村博生・八代市長がそれ
ぞれ双方を代表し、友好交流の覚書(MOU)に調印した。
このMOUの調印により、台湾港務基隆支社は八代港および八代市と連携し、クルーズ船や貨物
輸送の新しい航路を協力していくこととなる。今後はお互いの専門、技術、リソース、顧客ネット
ワークなどの優位性を十分に発揮し、業務交流、情報交換と物流協力を強化し、双方の港湾業務の
発展を共に促進し、ウィンウィンの目標を達成できるよう期待している。
近年、八代市長は台湾港務基隆支社を何度も訪問しており、その際に台湾の港湾と協力し、ク
ルーズ産業発展の考えを示した。これは台湾港務基隆支社が2012年に国営企業へとなって以来、日
本の港湾機関との初めて調印した友好交流覚書(MOU)であり、台日間クルーズ産業に新たなる
方向性が切り開かれるものとなった。
【交通部 2015年8月10日】