る台湾港務とパートナーシップ港の覚書を高雄市内で締結した。
台湾港務は高雄港、台北港、基隆港などの国際港7港と国内港2港を統括管理しており、日本の港
湾管理者と覚書を締結するのは初めてだという。
李登輝氏が総統の時代から沖縄・台湾経済圏構想があった。経済圏構想と安全保障問題が切り離
せないのは、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を打ち出した中国の動向からもよく分かる。台湾有
事に備えるためにも、今回のパートナーシップ港締結が普天間飛行場の辺野古移設問題の解決に結
びつくことを願いたい。
那覇港管理組合、台湾港務とパートナー締結
【沖縄タイムス:2015年4月21日】
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=112575
写真:合意書を交わした張志清会長(左)と翁長雄志管理者=21日午後0時半、高雄市・高雄グラ
ンドハイライホテル
【高雄市で浦崎直己】県と那覇市、浦添市で組織する那覇港管理組合(管理者・翁長雄志知事)
と台湾の高雄港など主要港湾を運営する台湾港務(台湾高雄市、張志清会長)が21日、パートナー
シップ港に関する合意書(MOU)を締結した。同日、高雄市内のホテルで開かれた調印式で翁長
知事と張会長が合意書にサインした。
那覇と台湾の海上物流網が拡充される中、MOUの締結で、双方の港湾間におけるクルーズ船や
物流サービスの促進、港湾での作業や運営面の効率化などを目指す。
張会長は「日本の港湾管理者との合意書締結は初めてで、台湾と日本の交流に新たなべージを開
いた。クルーズ船と物流サービスの展開を推進し、便利で良好なサービスの提供に共同で取り組ん
でいきたい」とあいさつ。翁長知事は「両者が提携することは新しい沖縄を開く、大きな一歩と確
信している」と語った。