符の相互利用を始めた。この交流キャンペーンは予想以上に好評で、今年3月、2015年3月31日まで
延長することを発表している。
それに伴い、本日(7月23日)、江ノ電、台湾観光局(台湾観光協会東京事務所)、神奈川県観
光協会、中華航空(チャイナエアライン)日本支社の4者が「観光プロモーション協定」を締結す
るという。日台間がどんどん親密度を増してゆくのは喜ばしい。心から祝意を表したい。
日本と台湾の間の姉妹鉄道には、これまで大井川鉄道と阿里山鉄道があり、江ノ電と平渓線は2
例目。3例目は秋田の鳥海山ろく線(由利高原鉄道)と平渓線。
江ノ電、台湾との観光協定でラッピング電車・バス運転
【レスポンス:2014年7月22日】
http://response.jp/article/2014/07/22/228244.html
神奈川県の藤沢・鎌倉市を中心としたエリアで鉄道と路線バスを運営している小田急グループの
江ノ島電鉄(江ノ電)は7月23日から、台湾と神奈川の観光をテーマにしたラッピング電車・バス
の運転を始める。小田急電鉄が7月22日、発表した。
江ノ電は2013年4月23日、台湾鉄路管理局が運営する平渓線との観光連携協定を締結。同年5月1
日から1年間の予定で1日フリー切符の相互利用を開始した。小田急によると相互の鉄道利用者は
4327人を数え、両鉄道沿線の観光地に対する認知度も高まってきていることから、フリー切符の相
互利用を本年度も継続することにした。
これに伴い、江ノ電と台湾観光局(台湾観光協会東京事務所)、神奈川県観光協会、中華航空
(チャイナエアライン)日本支社の4者は7月23日、観光プロモーション協定を締結する予定。これ
を記念して江ノ電は鉄道車両1編成と羽田空港〜大船・鎌倉・藤沢間を結ぶ路線バス1両に、観光プ
ロモーションの強化を目的としたラッピングを施すことにした。
ラッピングは台湾と神奈川の観光を表現。江ノ電と平渓線の写真、台北市内の超高層ビル「台北
101」と江の島の観光灯台「江の島シーキャンドル」、台湾の「弥勒大仏」と鎌倉「高徳院の大
仏」など、観光に密接なテーマを対照的にラッピングする。中央には台湾と神奈川県の地形を描
き、「両地域を虹と共に中華航空が結ぶことで、キャッチフレーズでもある『同じだけど違う。違
うけど同じ。台湾と日本に会いに行こう』を表現」したという。協定用にデザインしたシンボル
マークもヘッドマークとして掲出する。
《草町義和》