12月19日、埼玉県議会に「日台友好議員連盟」が設立された。自民党の田中千裕(たな
か・かずひろ)氏が会長、刷新の会の鈴木正人(すずき・まさと)氏が幹事長、自民党の
田村琢実(たむら・たくみ)氏が事務局長にそれぞれ就任した。
か・かずひろ)氏が会長、刷新の会の鈴木正人(すずき・まさと)氏が幹事長、自民党の
田村琢実(たむら・たくみ)氏が事務局長にそれぞれ就任した。
この「埼玉県議会日台友好議員連盟」には、現在89名の県議(定数:94名、欠員:5名)
のうち41名が参加。
鈴木幹事長は設立に先立ち「李登輝元総統のように『尖閣は日本の領土』との理解のあ
る人たちとまず連携したい。意見の違う人もいるが、彼らは領土問題というより漁業問題
としてとらえている。歩み寄りは可能だ」と話している(12月14日付「産経新聞」)。
また田村事務局長は議連設立後、ブログで「日本と台湾は、歴史的に深いつながりがあ
ります。今後は、大使館への訪問や台湾への訪問を行うことで、結びつきを強くし、両国
の課題や問題を改善できて行ければと思います」と抱負を述べている。
ちなみに、「日台」と呼称する地方議連は東京都議会にも平成17年12月15日に設立され
た「自民党日台友好議員連盟」があり、都道府県議会では、石川県議会日台友好議員連
盟、京都府議会日台親善議員懇話会、日台友好三重県議会議員連盟などがある。
平成23(2011)年10月5日、石川県議会日台友好議員連盟(宮元陸会長)の奔走により石
川県議会は台南市議会と友好交流協定を締結している。埼玉県議会日台友好議員連盟もこ
の石川のように埼玉県議会と台湾の議会との交流を進めてもらいたいものだ。