ルマガ「台湾の声」の3つの団体は、午後1時半から5時近くまで、新宿駅西口などで外国
人登録証明書(外登証)や運転免許証の国籍欄の記載を「中国」ではなく「台湾」へ修正
するよう求める街頭署名活動を行いました。
この署名活動にはわざわざ台湾から駆けつけていただいた方や、福井李登輝友の会の白
崎一衛支部長、岐阜李登輝友の会の村上俊英支部長、李登輝学校研修団の卒業生なども駆
けつけていただき、総勢20名ほどとなりました。
日本李登輝友の会や台湾研究フォーラムの会旗が立つ中に、「台湾は中国じゃない!
台湾正名運動」の幟(のぼり)や「許さない! 法務省入国管理局の横暴! 在日台湾人
に『中国』国籍を押し付けるな!! 台湾正名運動」と大書した横断幕が一際人目を惹いて
いました。
台湾研究フォーラムの永山英樹会長がメガホンを使って第一声を挙げるとともに、チラ
シ配布を開始。年の瀬の雰囲気が漂う年末とあって、駅頭を足早に通り過ぎる人々の足を
止めて署名にご協力いただくのはなかなか難しいものがありましたが、メガホンからの訴
えに足を止めて聞き入ってくれる人も結構いて、署名も徐々に集まり始めました。
驚いたというより感激したのは、日本に留学している2人の女学生が署名をするや、チ
ラシ配布もお手伝いしたいと申し出てくれたことです。
メガホンでの訴えは、永山会長から柚原正敬・本会事務局長、飯田孝一・李登輝学校研
修団1期生、杉本拓朗・同9期生、古市利雄・台湾研究フォーラム事務局長などが次々と交
替で行いましたが、それぞれに自分の言葉で切々と外登証問題を訴えかける姿は、道行く
人々に新鮮に映ったようです。
また、署名活動には、林建良・メルマガ「台湾の声」編集長の外登証と運転免許証をA
3判に拡大したパネルも用意し、それぞれ手に掲げていたのですが「これが外登証ですか
、初めて見ました。これはひどいですね。頑張ってください」と声を掛けて署名していか
れる方が少なくなかったことも印象的でした。
この活動の模様を早速「大紀元時報」が報じていましたので、下記にご紹介します。
署名活動は1月20日まで行いますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたしま
す。
(台湾正名運動本部)
在留台湾人友好団体、都内で署名活動
【12月6日 大紀元時報】
http://jp.epochtimes.com:80/jp/2008/12/html/d72563.html
在留台湾人の友好団体「日本李登輝友の会」「台湾研究フォーラム」「台湾の声」など
が6日午後、都内の新宿西口で正名運動を展開し、師走の風が吹く慌しい年末の中、道行
く市民らに在留台湾人の外国人登録証を「中国」から「台湾」に改めるよう日本政府の法
務省に求める署名を呼びかけた。
街頭での署名活動に参加している在留台湾人女性によると、日本の法務省入国管理局は
外国人登録において、在日台湾人の国籍を在日中国人と同様に「中国」としているため、
在日台湾人は外国人登録証明書や運転免許証などで「中国」国籍と記載され、日常におい
て中国国民と誤解されることが多く、大きな不便を感じるとともに、祖国を否定される屈
辱を味わっているという。(記者=青嵐)
写真1:街頭で署名を呼びかける在留台湾人友好団体の運動員ら(写真=大紀元)
写真2:街頭での署名活動(写真=大紀元)
【署名用紙とオンライン署名】
署名用紙は日本李登輝友の会のホームページからダウンロードできます。ご要望があれ
ばお送りすることもできますので、詳しくは日本李登輝友の会「台湾正名推進本部」まで
お問い合せください。
また、「オンライン署名」も設置いたしました。お名前やご住所などを記入していただ
きますが、WEB上では匿名にもできますし、住所は区市町村までで番地はWEB上では
表示されません。下記のURLからお願いします。
■外登証修正署名URL:http://www.shomei.tv/project-431.html
なお、日本李登輝友の会のホームページでは「台湾正名運動」や「本会の提言:外国人
登録証」のコーナーで、これまでの経緯や要請書などを掲載していますので、こちらもご
参照ください。
■ホームページ:http://www.ritouki.jp/