台湾高速鉄道は去る10月29日、台湾新幹線の営業最高速度が時速300キロの走行試験に成
功したと発表しましたが、昨日のNHKが伝えるところによりますと、謝長廷行政院長が
試乗して300キロの試験走行をしたそうで、謝長廷院長も来年10月の開業に自信を示
したとのことです。 (編集部)
台湾の高速鉄道は、台北から南部の中心都市・高雄まで345キロの区間を最高時速3
00キロ、1時間半で結ぶ計画で、完成すれば所要時間は在来線の3分の1に短縮されま
す。
6日は、日本の「のぞみ」に使われている「700系」をベースにした車両に、謝長廷
行政院長が試乗して、最高時速300キロの走行試験を見守りました。謝行政院長は「大
成功だ。技術も安定感も申し分ない」と述べ、当初の予定より1年間遅れたものの、来年
秋の開業に自信を示しました。
台湾の高速鉄道は、もともとヨーロッパ方式を導入する方針だったのを、途中から地震
対策などで実績のある日本の新幹線方式に変更したといういきさつがあります。このため
、ヨーロッパの技術チームが残って日本の新幹線システムの建設を指揮するといういわば
「混成部隊」で行われていることが工事の進ちょくに影響を与えているとも指摘されてい
ます。台湾高速鉄道は、今後、およそ700億円の資金調達や運転士をはじめとするスタ
ッフの養成を急ぎ、来年10月の開業を実現させたいとしています。
■『日台共栄』定期購読制度を新設
・購読料 年間3,600円(送料込み)
・振込先 郵便局備え付けの「郵便払込取扱票」に、「定期購読希望」と書き添え、下記
口座にお振り込みください。
口座番号 00110−4−609117
加入者名 日本李登輝友の会
■『日台共栄』の定価を改訂
第9号(10月号)より、定価を600円(税込)とさせていただきました。
■日本李登輝友の会の会員募集中!(詳しくはホームページに掲載)
機関誌『日台共栄』を進呈。李登輝前総統が校長の李登輝学校へも参加可。
●メルマガのお申し込み・バックナンバーはホームページから
http://www.ritouki.jp/
●ご意見・ご感想はこちらに
ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会の
活動情報とともに配信するメールマガジン。
●マガジン名:メールマガジン「日台共栄」
●発 行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
TEL 03-5211-8838 FAX 03-5211-8810
●編集発行人:柚原正敬