『日台共栄』10月号(第9号)先読み

第1回「巻頭言」は小田村四郎会長自ら執筆

 日本李登輝友の会が隔月で出している機関誌『日台共栄』の10月号(第9号)が間もなく
刊行されます。その主な内容をご紹介します。

■新企画「巻頭言」 小田村四郎会長「台湾はいつ日本と戦争したのか」
 この10月号から新企画として「巻頭言」が登場しました。この巻頭言は日台の交流を妨
げ、日本人や台湾人に誤解を与えるような言論や実態などを指摘してゆく趣旨です。
 記念すべき第1回は小田村四郎会長自ら筆を執り、「台湾はいつ日本と戦争したのか」
と題し、盧溝橋事件勃発記念日の七月七日に、連戦国民党主席や陳水扁総統が発言したこ
とに異を唱えています。毎号、執筆者は変わりますが、本会の「主張」を掲載してまいり
ます。

■台湾と私 謝雅梅理事「「日本の若者に台湾のことを伝える」
 連載のリレー巻頭エッセイ「台湾と私」は、エッセイストで大学の先生をつとめる謝雅
梅理事が「日本の若者に台湾のことを伝える」と題して、大学で日本人学生に台湾のこと
をどのように伝えているのか、楽しいエピソードを交えて書いていただきました。

■田久保忠衛副会長「日本における台湾の重要性」
 林建良常務理事「台湾から見た日台関係の重要性」
 田久保忠衛副会長の「日本における台湾の重要性」と林建良常務理事による「台湾から
見た日台関係の重要性」の2本は、大好評だった7月31日に本会主催で開催した神奈川講演
会の内容をまとめていただきました。中露大演習や原油の高騰を上げるまでもなく、日台
の安全保障問題はますます重要になりつつありますので、重要な論点です。

■柚原正敬編集長 【中学校地図帳問題】東京書籍の「返答」に再質問状を送付
 中学校の地図帳問題では東京書籍から「返答」をいただきましたが、納得できる内容で
はありませんでしたので再質問状を送付しています。この問題について、再質問状を書い
た『日台共栄』の柚原正敬編集長が執筆しています。日本人に台湾を誤解させる元凶がこ
の地図問題ですので、徹底的に追究していきます。

■編集部 双十国慶節をなぜ祝うのか
 この10月10日、日本は「体育の日」ですが、台湾では「双十国慶節」として国を挙げて
お祝いをしています。日本でもお祝いしています。しかし、この双十国慶節の由来をたど
れば、蒋介石政権(占領軍)が持ち込んで台湾人に強制した建国記念日であることは明ら
かです。「民主化」「台湾化」「本土化」が声高に叫ばれるようになっているにもかかわ
らず、台湾ではなぜこの双十国慶節を祝っているのでしょうか。日本から見ると、これは
かなり不思議な現象です。そこで、編集部が「双十国慶節をなぜ祝うのか−中国の『政治
神話』から解放されるべき台湾国民」と題して一石を投じています。

 この他にも、黄文雄常務理事の連載「日台共栄前史」、日台の伝統色が見事に調和した
青森県大間町の天妃(媽祖)祭(永山英樹)や台湾の主権独立記念日に講演と音楽の夕べ(
多田恵)のレポートなど、日台交流に関する本誌オリジナルレポートなど、今号も盛りだ
くさんの内容です。
 なお、これまで『日台共栄』は普通会員、正会員、賛助会員、法人会員の方々を対象に
発行してまいりましたが、会員以外に定期購読制度を新しく設けましたので、誰でも購入
できるようになりました。下記に要綱を掲載いたしましたのでご活用ください。
                                   (編集部)

■『日台共栄』の定期購読制度を新設
 以前から要望されていた機関誌『日台共栄』の定期購読制度を、この第9号(10月号)か
ら発足しました。
・購読代 年間3,600円(送料込み)
・お振込先 郵便局備え付けの「郵便払込取扱票」に、「定期購読希望」と書き添え、下
 記の口座にお振り込みください。

 口座番号 00110−4−609117
 加入者名 日本李登輝友の会 

■『日台共栄』の定価を改訂
 第9号(10月号)より、定価を600円(税込)とさせていただきます。


■日本李登輝友の会の会員募集中!(詳しくはホームページに掲載)
 機関誌『日台共栄』を進呈。李登輝前総統が校長の李登輝学校へも参加可。
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