ました。
今号では、今年3月の本会総会に寄せられた李登輝元総統の40枚に及ぶ論考「新しい時代
の台湾人とは何か」の全文を15ページにわたって掲載しています。
この中で李元総統は、1945年に国民党軍隊が台湾に進駐したことを「委託軍事占領に該
当する」と述べ、サンフランシスコ対日講和条約で日本が台湾及澎湖列島の主権を放棄し
た後の台湾の法的地位について「台湾主権の帰属が未決」とも指摘、「台湾主権が未定の
まま今日に至っている」と記す画期的な論考です。
その他にも、許世楷大使の講演録「台日関係から台湾の前途を考える」や、NHK「J
APANデビュー」裁判の控訴審における第3回口頭弁論に提出した最後の「第二準備書
面」の全文を掲載して原告側の主張を紹介しています。
今号の目次は下記の通りです。目次のほか、☆印のついた記事は本会ホームページでも
PDF版でご覧になれます。
◆日本李登輝友の会ホームページ
http://www.ritouki.jp/magazine/magazine033.html
◆機関誌『日台共栄』10月号(第33号) 目次
☆【巻頭言】現政権下で日台関係基本法の制定を●浅野和生
台湾と私(33) 自虐史観克服と台湾修学旅行●森 靖喜
新しい時代の台湾人とは何か●李 登輝
来年から台日文化経済協会に桜を寄贈●本誌編集部
☆文科省が修学旅行資料で台湾を復活!●柚原正敬
☆台日関係から台湾の前途を考える●許 世楷
自己情報コントロール権を侵害したNHK─NHK「JAPANデビュー」裁判●本誌編集部
☆ますます台湾が好きになった!─2013年青年部「台湾研修ツアー」●麻生 剛
☆戦後台湾の負の歴史を知った研修─第19回李登輝学校研修団●杉本拓朗
支部だより●鹿児島・岐阜・岡山
事務局だより─李元総統が小泉議員らに講演
編集後記
日台共栄写真館 平成25年8月31日 嶋田理事と梅原常務理事を講師に第10回台湾セミナー